齢40にして人生初の電車通勤となったポリ。今まで徒歩とチャリ通しかしたことのない人間にとって、時間が自由にならないことについてはある程度覚悟はしていたのだが、他にもいろいろ想定外のことばかり。
地元の人には当たり前のことでも、新参の田舎者には戸惑うことが少なくない。
1. 朝は上りだけでなく下りもダダ混み なんの罰ゲームかと思う位、ぎゅうぎゅう詰めの新宿行の上り列車を
「ふっふっふ。気の毒に」
と他人事のように横目で見ながら下り列車に乗り込んだ途端、”人を呪わば穴二つ” の意味を知ることになる。
「下りは楽ですね」
とのたまった不動産屋、訴えてやろうか。
2. 行先・接続の案内が不親切 「この先、◯◯で各駅停車△△行きにお乗り換えができます」
車内でのこの乗換案内、乗り入れている千代田線になぜか冷たい。次に来るのが綾瀬行だと、案内してくれないのである。
そっちの大人の事情は知らん。ちゃんと案内してくれ。 それから、途中で3つに分岐しているせいで、行先がいろいろあるのも困る。それぞれの終点である小田原・唐木田・片瀬江ノ島はなんとか覚えたが、
この間、うっかり「藤沢行き」に乗ってしまった挙句、聞いたことのない駅と相模大野を2往復させられた。しかも2回 <莫迦 途中の駅の名前まで憶えさせられるのは勘弁してほしい。
3. クラス分けが大混乱 特急・快速急行・急行・準急・区間準急に多摩急行(乗り入れ)。臨時急行なんてのもある。一体どれがどこに止まるのか、どっちが格上なのか、いまだに混乱する。
降りる駅が目の前を通り過ぎていくときの脱力感は半端じゃない。 大体、私のデフォは急行>快速だったのに(だって急行は急行券がいる。快速は普通のちょっと早いやつ)、快速急行って一体何? 昔は快速準急、特別準急なんてのもあったらしい。どこに入れればいいんだ?
おみくじで「半吉」を引いて、「小吉」や「末吉」とどっちが上なのか悩むようなものか?
もっとひどいのは、途中で変わる奴。この間各駅停車に乗ってたら、相模大野で急行に変わりやがった。どうやら「なり急」「化け急」「たぬき急」とかいうらしい。
全然面白くないのでやめてほしい。 「大吉」のおみくじの裏に「やっぱり凶」って書いてあったら、暴れると思う。
まあ、どんなものにも上には上がいるもので、東急大井町線には、
各駅に止まらない各駅停車があるらしい。・・・なぞなぞじゃないんだから(-_-#
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- 2011/05/27(金) 17:27:23|
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荷物を整理していると、大学時代のルーズリーフが出てきた。
もう絶対いらんな。ゴミ袋へ放り込む前に何とはなしに中をめくると。

一回生のときの生物学だ。ふーむ。
こちらは化学物理学基礎。

ついでに、数学6。大学入学当初は数学者になりたかったので、当時やたらと数学の授業ばかり受けていた記憶がある。

22年前は、先生の話を聞きながら、こんなにきちんとノートを取っていたとは。
どれどれ、最近はどうだろう。
3年前。

・・・読めねーよ (-_-#
まあ、きっとお腹でも痛かったんだろう。そういうこともあるさ。
先々月。
・・・。
寝てたな、絶対。 それにしても、せっかく受けた授業、内容どころか「何か書いた」ことすら記憶の片隅にもないというのは、一体どういうことなのだろうか。
- 2011/04/19(火) 17:52:32|
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次女:ねーねー、お父さん。
ん?
次女:
「愛すること」って何? ぶっ。
どうやらお父さんはまだまだ修行が足りないようです。5歳の子の疑問にも答えられません。少し時間をいただけますか?
- 2011/03/04(金) 05:19:39|
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週一回しかないアメリカの日本語補習校では、国語・算数に重点が置かれるため、社会科や理科に割かれる時間はどうしても少なくなりがちになる。
日本語補習校では小学4年生、現地校では9月から5年生になる長女。いずれも間もなく新学期を迎えるにあたり、アメリカ50州の州都は8割がた覚えた一方、日本の地理がかなりあやしい。
長女:47都道府県全部覚えた!
ほぉ。じゃあ言ってみ。
長女:♪日本の県名 覚えよう~ 北海道ち・ほ・う
♪東北地方は あおもり いわて みやぁぎふくしま やまがたあっきったぁ~
♪関東地方は いばらぎ ちーば とーきょーさいたま ・・・
数え歌かい。じゃあ、中国地方は?
長女:♪日本の県名 覚えよう~ 北海道ち・ほ・う
♪東北地方は あおもりぃ いわて みやぁぎふくしま ・・・
・・・。九州は?
長女:♪日本の県名 覚えよう~ 北海道ち・ほ・う
♪東北地方は あおもりぃ いわて みやぁぎふくしま
ヤメヤメい。
毎回フルコーラスしないと思い出せんのか。テストの時、歌う訳にはいかんだろうが。歌うのはなし。九州は?
長女:えー、(しばし無言)
・・・なにやってるか、手に取るようにわかるな。もういい。
東北地方が出題されることを祈る。なら、日本で一番高い山は?
長女:えーと、富士山。
正解。じゃあ、日本で一番大きい湖は?
長女:えーと、
・・・がびこ? 3文字のうち正しい2文字が含まれているのに、正解から果てしなく遠い気がするのはなぜだろう。じゃあ、日本で一番長い川は?
長女:えー、わかんないよ。行ったことないもん。
行ったことなけりゃわからないなら、探険家にでもならんと小学校卒業できんぞ。だいたい信濃川に行ったことがある人なんて、日本にだってそうはいないと思う。じゃあ、日本の川で知ってる川、なんでもいいから言ってみ。
長女:えーと、
(しばし無言)神奈川と、(しばし無言)香川? ・・・思い出そうとする方向性が完璧に間違ってるな。中学の頃、
「ナイル川上流に建設された世界有数の貯水量を誇るダムの名前は?」という問題に、
「アムステルダム」 と書いた私の同級生と同レベルか。
とりあえず、石川県の人に謝っておこうか。
- 2009/08/19(水) 04:37:35|
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先日、とある飲み会で研究者ブロガーの方とお話しする機会があった。最近忙しくて更新できないということなので、ここで紹介して良いかどうか判断しかねるのだが、実は研究分野が近く、よく専門的な話題を ROM していた経緯があるので、更新をリクエストしておいた。
すると、その場にいた、ここのブログを知っている人が、
「ポリさんのは最近愚痴っぽいですね」
いえ、最近に限りません。このブログのポリシーは「
役に立たない(専門的な話を一切しない)」「
意見しない(時事ネタもなるべく扱わない)」ですから(^_^)
世の中には尊敬すべき研究者ブロガーの方々がたくさんいらっしゃる。「お勉強系」と銘打たれたうちのサイドバーにリストアップされているブログは、時に教科書にも出てこないような専門的知識を与えてくれる、お役立ちブログである。
あ。まずい。「非勉強系」が役に立たないと言っている訳では
決してありません。非専門的情報に関しては、いろいろ参考にさせていただいておりますし、どっちかというと、自分に近い「非勉強系」ブログの方が大好きで、・・・
あ、これもまずい。「お勉強系」が嫌いだと言っている訳では
決してありません。もう、全部大好きで・・・
もうええ。深みにはまるだけ。
とはいえ、私も伊達や酔狂で日記をしたためている訳では、ないとは言い切れないか(-_-; ・・・これじゃきりがないな(-o-) つまり、「役に立たない」ことを自覚しているとはいえ、それは読者にとって「役に立たない」のであって、私自身にとっては必ずしも時間の無駄でもないのである。
どんな文章であれ、何かを書くときには、自分の考えを頭の中で再構築しながら、出来る限り論理的であろうとしているつもりである。結果的に論理的かどうかは別にして(^_^;、そういう思考実験を継続的に行なうことで培われる文章構成力は、言語・状況を問わず役立つはずである。
以前ぺんたさんもおっしゃっていたが、自分の論文だけでなく、他人の文章を読みながら、
「ここをこうしてこうすれば、もっと話がよくわかるようになる」
などと考えているときは、日記を書くときと似たような思考回路を利用していることにふと気づくことがある <だからあかんのか?
問題は、どんな書き物でも
オチがないとなんか寂しいと感じるようになってしまったこと。それから、時々
“Interestingly
(^o^), …”
とか
“Unfortunately
(-_-), …”
とか付けたくなることくらいか。
やっぱり、研究者生命を絶たれる前に、この日記止めたほうが良いかも。
- 2009/04/29(水) 11:52:30|
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最初のプレスクールを3週間で追い出されてしまった次女。あれから、半年。現在2つめのプレスクールで奮闘中。
次女:Rは英語しゃべれるんだよ!
「少し」とか「前より」みたいな副詞がつかないところが、強気ですな。
次女:ランチボックスの蓋が開かないときは 、
“Open it!” ちょっと命令口調が気になるけど、ま、いいか。
次女:本読んで欲しいときは 、
“Read this!!” ・・・えーと、今度言うときはプリーズとかつけてみようか。
次女:お話の途中でトイレに行きたくなったら
“Stop it!”、それから
“Wait!!” 王様ごっこだな、そりゃ(-_-)
相変わらず先生や友達との意思疎通は楽ではないようだが、半年前と比べれば、格段の進歩といえる。

一方、英語には問題ないはずの長女。先日学校から持ち帰ってきた宿題は「“How to” Book」。何かのやり方が書いてある本を1冊選び、皆の前で実際にデモンストレーションして、かつやり方を説明してみようというもの。
最終的には折り紙の本を選んだ長女だが、実は料理が良かったらしい。
長女:VやC(クラスメート)が料理にするって言うし、あたしも食べられる物が良いと思ってライブラリーに行ったら、ちょうど “How to make an apple”っていう本があったの。
ほお。
長女:それでね、リンゴのデザートの作り方を調べようと思って読み始めたら、まず
“Plant a seed”って書いてあるんだもん。
・・・そりゃまた、先が長そうやな(^_^;
長女:ひどいでしょ。
ひどいのは本じゃなくて、探す場所を間違えている君の方だろうが。
日本語補習校も今月からついに4年生。早速国語の宿題が出たというので、どんな宿題か聞くと、
長女:「フクロネズミについて説明しなさい」だって。
あー、なるほど。最初の単元は有袋類についての科学読み物なのか。と納得して、数日後。そういえば、フクロネズミについて調べるのはどうなった?
妻:違うのよ。先生からのお知らせをよく読んだら、「慣用句・ことわざを一つ選んで、説明しなさい。
例 袋の鼠」っていう宿題だったのよ、ったくもう。
親の助けが必要なくなるのはいつの日だろうか。

- 2009/04/18(土) 04:55:16|
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小学生の頃、祖父に
「『健康』は何の略だかわかるか?」
と聞かれたことがある。二字熟語だと信じて疑わなかった私にとって、「健康」が「健体康心」という四字熟語の略だと知ったときの驚きは、かなりのものだった。以来、言葉の短縮に対して、あまりネガティブな感覚は持ち合わせていない。
しかし。
KY に代表される、ローマ字変換後の短縮。これはいただけない。オリジナルの形がまったく予想できない(-_-#
kwsk →詳しく
くらいだったら、お、うまいねと思わんこともないが、
AM →後でまたね
HK →話変わるけど
FK →ファンデーション、濃いね
・・・わかるか、そんなもん(-_-##
なんでもかんでも省略するのは日本人の専売特許かというと、そうでもない。
ASAP とか FAQ が何の頭文字をとったものかくらいは渡米前から知っていたが、かなり頻繁に使用される短縮形であるにもかかわらず、こっちに来るまで聞いたこともなかったものも多数あった。
FYI なんて、メールを転送する際にうっかりキーボードに触っちゃっただけかと思っていたし、パーティーのお知らせの最後に RSVP と書いてあったりすると、えらいこと高級なブランデーが出るんだなぁ、と感心したりしたのは私だけではあるまい <おのれだけじゃ
BYOB くらいになると、もう何でもアリなんじゃないかと <でも、実際よく使われる
そういえば、以前
「恐怖の寿司屋ベスト3」として紹介した、これ↓

この TGI (通常は TGIF) が何を意味するかというのも、渡米後3年間ほど知らなかった。うちのラボのメンバーは全員知っていたので、アメリカでは常識なのだろう。
ちなみに、この寿司屋、潰れたもんだとばかり思っていたところ、実は近くで復活していたことが判明。

相変わらず電飾(-_-) 曲がりなりにも寿司屋を標榜する以上、少しは日本人の心の琴線に触れる努力をしても罰は当たらないと思うのだが、いかがなものだろうか。
実は最近、家から車で30分ほどのところに新たな寿司屋を発見したので、早速挑戦してみた。

OEC Sushi ? はて、一体何の略だろう?と、考えること数分。口に出して発音してみて、あっさり解決。
脱力(-o-)
- 2009/04/11(土) 04:37:05|
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日中汗ばむほどの陽気に恵まれた先週末。Mt. Shasta への小旅行を楽しんできた。
道中、現在我が家で大ブームを巻き起こしている ABBA のCD 「Gold: Greatest Hits」を狂ったようにかけまくる。次女のお気に入りは「Dancing Queen」。サビにさしかかるや否や、
次女:♪うー ゆーきゃん だあーん ゆーきゃん じゃーあい♪
皆に迎合したくない年頃の長女は「Voulez-Vous」。
長女:♪ヴゥーレーヴゥーーーー あは

ティキッ ナウ オァリービッ あは

♪
更に二人共通のお気に入り「Mamma Mia」を加えた
3曲ばかりを
100回リピート。・・・耳について離れん(-_-)
帰りの車中。次女が突然叫んだ。
次女:お父さん、ユニコーン!
はい? ABBA にそんな曲あったっけ? もしかして先頃復活した、あの伝説のグループをリクエスト? そんなマニアックな3歳に育てた覚えはないが。
それとも窓の外に見えた馬に角でもあったか? 暑さで幻覚でも見たとか?
次女:
お父さん!ユニコーン!! さて、真相やいかに?!
- 2009/04/01(水) 04:32:31|
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3日前から遊びに来ている義妹。
義妹:飛行機空いてたよ。真ん中の4列座席、両端しか客がいなかった。
妻:良かったじゃん。横になって寝れたんじゃないの?
義妹:でも、反対側の端に座っていたのが、すごいおじいちゃんでさ。
妻:いいじゃん。仲良くすれば。
義妹:でもほら、お年寄りって
死臭がするじゃん。
妻:死臭? 加齢臭でしょ。
殺すな、殺すな(^_^;
----------------------------
今回、妻が義妹に頼んだお土産というのが、綿毛布。「なんで1枚しか持ってこないのよ(-_-# 」とお怒りの妻だが、あんなかさ張るもん、そう何枚もスーツケースに入るもんではない。(本当は
敷布団をリクエストしていたらしい)
以前にも書いたが、この二人の主従関係はまるで
アラジンとランプの精のよう。
下克上のない、戦国武将とその家来と言ってもいい。物心つく前から、妻が義妹にカースト制度を刷り込みしていたおかげで、姉への絶対服従を疑問に思わなかったとのこと。
義妹:小学生の頃、お姉さんに「今日発売の『週マ』買ってきて!」って命令されてさ。あたし、『週マ』ってなんだかわからないから、「え?シュウマイ?」って聞き返したら、すっごい怒られて・・・
妻:どこの小学生が、妹に
「新発売のシュウマイ買って来い!」なんて頼むのよ。
義妹:で、「あ、そういえばお姉さん『マーガレット』読んでたな」と思って、
月刊マーガレット買って帰ってきたら、すっごい怒られて・・・
「マーガレット」まで辿り着いて、なんで「月刊」買って来る?
賑やかな家がますます賑やかになっている、今日この頃。
- 2009/03/21(土) 04:34:37|
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長女の将来の夢について話をしていたときのこと。隣で黙って聞いていた次女が突然、
次女:R(自分)も夢あるの?
夢は皆あるんだよ。Rは、大きくなったら何になりたい?
次女:えーっと、
パンダ! ? そ、それはちょっと難しいと思うよ。
次女:やっぱり、
プチトマト! ?? 食べられちゃうよ?
次女:じゃあ、
やっぱりパンダ。 どうやら、どうしてもパンダになりたいらしい。
先週は日没後の西の空に三日月と木星が美しく輝いていた。せっかくなので、皆で寒空を眺めることにした。
長女:すごーい!ジュピター、明るい!!
マイナス2等星くらいだから、他の星よりずっと明るいね。
長女:今日はコンステレイションは見える?
見えるよ。ほら、あれがオリオン座。その隣がおおいぬ座。
長女:
じゃあ、アマゾン川は? ・・・それは南米に行かないと見えないな。
- 2009/02/07(土) 06:08:04|
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