今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

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引越し貧乏

 
 ラボが移転することになった。といっても、学内の別キャンパスだが。


白ポリ:引越しってわくわくするよね!

黒ポリ:また引越しかいな。うんざりやわ。


 ・・・あー、またこいつらか。色が違うだけのエセ別人格だろ、どうせ。


白ポリ:同じ自分に対して失礼な言い草だよね。

黒ポリ:自分の多面性をわかっていないんやろ。なんなら他のも連れて来よか? 赤とか青とか。

赤ポリ:ども。

青ポリ:ども。


 いらん。




 うちのラボは、既存の学部に所属しない、大学直属の新しい部門に所属している。そのためか、運営上様々なことが試行錯誤状態にあり、今回の移転もある意味その延長線上にある。


黒:ラボ立ち上げて半年しか経ってへんのに引越しさせられるいうことは、なんか悪いことでもしたんちゃうの?

赤:してない、してない。悪いことどころか、何も出来てないんだから。


 ・・・慰めの方が痛い。


白:まあ、心機一転して頑張れ、という親心だと思えばいいんじゃない?


 だから、何もしてないのに心機一転とかいう、その優しさが痛いっつうの。


青:じゃあ、左遷?


 やかましい。





 学部以来、所属したラボの数は今が5つめ。自分がラボを移動するのはもちろん大変だが、大学院時代に所属していたラボで3回引越しをした経験上、ラボが場所を移転するのもかなりのエネルギーを要する。


赤:そうそう。得体の知れない試薬瓶とか、処分し忘れていた廃棄物なんかが見つかって、怒られてたよね。


 いや、そういう話じゃなくて、実験が中断されて再開に時間がかかるという意味で・・・


青:ラベルの無いサンプルとか、放置していたデータとかが出てきて、言い訳するのが大変だった、っていう話だよ。


 ・・・そういう研究者としての資質が疑われるような話を蒸し返すの、やめてくれる(-_-#   


黒:大変なら断ったらええんちゃうの。別に大学にそんなに義理立てする必要もないんやし。断ってまえ、断ってまえ。


 確かに今回の移転の話は断ろうと思えば断れたのだが、研究環境としては移転するメリットの方が大きいと判断してのこと。


白:半年経つのにセットアップも全然終わってないから動きやすいしね。不幸中の幸いと思って、前向きに頑張ろー!


・・・ぐっ。励まされてるのか、苛められてるのか(;_;)



業務連絡:こんなラボですが、ポスドク引き続き募集中です。奮って御応募ください。あ、上の話は半分フィクションですよ、フィクション。(移転は本当です)
http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=0&id=D111080966&ln_jor=0






 自宅の引越しも、大変なイベントであることは御承知のとおり。何を隠そう、先日アメリカから帰国したのが、結婚後15年で実に8回目の引越し。


白:よく、女房殺すには年に3回引越しすればいい、とか言うでしょ。奥さんに感謝しないと。


 はい。感謝してます m(_ _)m 我が家に全然貯金がないのは、引越しの度に結構なお金を費やすせいでもあるからなぁ。


赤:ヤドカリだって、寿命から考えたらそんな頻繁に引越ししないよ。

黒:ヤドカリ以下やな。

青:違うよ。ヤドカリより引越しするんだから、ヤドカリ以上だよ。


 なにそのヤドカリ基準の人間評価。
 
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  1. 2011/10/02(日) 14:23:20|
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リハビリ開始

 
 一年半も黙っていると、まずリハビリから始める必要がある。ありがたいことに、2名のボランティアが手伝ってくれるらしい。


白ポリ:おかえり。

黒ポリ:ただいま。


 わしゃ多重人格か。


 まあ、超主観的な両極端の自分を、第三者的に客観視することは、いろいろな意味で重要である。かたや自己犠牲的な良識的自分、かたや自己中心的な悪魔的自分が、時にはサポート、時には批判的に手伝ってくれれば、きっと役に立つはず。


白:そうそう、僕は褒め殺し。

黒:ほんならわしは、なぶり殺す。


 やっぱり手伝ってくれなくていい。





 ということで、まずはプロファイル一新


白:一新? 変わってないじゃん。


 アメリカ滞在年数とか。職業がポスドクからリサーチアソシエイトとか。


白:そんな瑣末な情報より、年齢とか隠せば良いのに。

黒:ポスドク9年目のアラフォーって、恥ずかしいと思わんのかいな。


 ポスドクじゃないもん。リサーチアソシエイトだもん。


白:・・・いるんだよね、こういうの。

黒:・・・イタいだけやな。開き直ってるだけやんけ。


 ほっといて。


白:座右の銘は「大器晩成」。そこは変えないんだ。


 そこだけは譲れません。そう思わないとやってらませんから。


黒:晩っていつやねん。


 ほっといて。


 まあ、ほら、能ある鷹は爪隠すっていう諺もあるし、もしかすると君たちが知らないだけかもしれないとは思わないのかい。


白:隠してると誰も評価してくれないよ。

黒:「隠してる」ってことにしとかんと、無いのがばれるんちゃう?


 ・・・ほら、「眠れる獅子」っていう可能性も


黒:・・・いつ起きんねん。

白:永眠してるんじゃ。


 リハビリ中に、これ以上追い詰めないで(;_;) 
 
  1. 2011/02/01(火) 05:19:22|
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就職活動

 
 ここしばらく、3つのプロジェクトを掛け持ちしているポリ。先日のボスとのミーティングで、メインの一つ以外は共同研究者に任せ、佳境に入ってきた Job search 関係に割く時間を増やすことになった。


白ポリ:せっかくそう言われたんだから、メインに集中して、ちゃんと結果を出さなきゃ。

黒ポリ:せっかくそう言われたんやから、Job search に集中して、仕事は美味しいところだけもらったらええんちゃう?


 天使と悪魔、8ヶ月ぶりの登場・・・でも、君ら意見が対立するのはいつも最初だけだからなぁ。色が違うだけで、実は両方とも悪魔なんじゃないのか?


白ポリ:「今回は」大丈夫。


 ・・・まあいい。



 Job search も2年目。昨年の収穫は、電話インタビュー1つと現地インタビュー2つ。結局実際のオファーはもらえなかったが、良い経験になったことは間違いない。再挑戦となった今シーズン、不況のあおりを受けて Job market は冷え切っているが、それでもいくつかポジティブな情報が伝わってきているのは、ボスが非常に協力的なおかげだと思う。


黒ポリ:さっさと出て行って欲しいっちゅう意思表示ちゃうか?


 ぐっ(-_-; 確かに、7年目に入ったシニアポスドクを飼っておくよりも若い人を雇った方が人件費もかからないし、あながち冗談とも言い切れないところがつらいが、それはさておいても、様々な場面でボスのサポートが大きいことは間違いない。

 この間、たまたまボスが書いた推薦状を読む機会があった。ものがものだけに、当然美辞麗句のオンパレードなのだが、書き方が上手いので褒め殺しになっていないところがさすがである。読んでいるうちに、実は自分がそういう人間なんじゃないかという気になってくる <おめでたい


 例えば、

‘He has been my right-hand in the lab’

 こんなことを言われたら、思わず一生の忠誠を誓いそうになるではないか。


白ポリ:あれ? ボスって左利きじゃなかったっけ?

 いらんことは言わんでよろしい。



 今のところアカデミックポジションに限定して応募している。本来場所を選んでいる余裕はないのだが、それでもあまりとんでもない地域にある大学には応募していない(どことは言わないが)。ボスが言うには、ポスドクを雇う金銭的余裕のない最初の数年は大学院生の貢献が非常に重要なので、良い大学院生が集まりそうにないところには行かないほうが良いとのこと。


白ポリ:優秀な学生さんなら、自分より良いアイデアを出してくれるかもしれないしね。

 なんか情けないな。


黒ポリ:そんで、最後は美味しいところを持って行く、と。

 もうええ。



 良い研究環境が重要であることはもちろんだが、次に行く所が終の棲家になる可能性もある以上、日常生活についても十分検討する必要がある。子供の教育や日々の生活を犠牲にしなくても済むよう、家族の意見も参考にしなければならない。

 仕事と家庭、どっちを取るかを迫られるという話をしばしば耳にするが、できる限り両方取るのが理想であるし、そうできるよう努力しているつもりである。少なくとも面と向かってこんな二者択一を迫られたことがないのは、家族に感謝すべきなのだろう。



 そもそも「仕事」と「家庭」なんて、比較すること自体間違っていると思う。

「ライオンとイチロー、どっちがすごい?」と聞かれても困るだろうし。


白ポリ:ライオン。

黒ポリ:イチロー。


 ・・・どっちも莫迦じゃないのか?
 
  1. 2009/02/04(水) 05:27:36|
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ニュービジネス

 
 日々の生活に疲れた現代人のために、日本には「点滴バー」なるものがあるらしい。


白ポリ:・・・サプリメント信仰だけでも嘆かわしいのに、世も末だな(-_-)

黒ポリ:ええんちゃう? 日本人の注射好きは世界でも有名らしいで。 

白ポリ:でも、お医者さんの意見では、ビタミン剤の静脈注射にはほとんど効果ないみたいだけど。

黒ポリ:病は気から、っちゅうことやろ。プラセボに金払いたい人が大勢いるんやから、平和やな、日本は。


 小さい頃、風邪で食欲がなかったときに点滴したら、少なくとも動ける程度に元気になったことを覚えているので、まったく効果がないとは思わないが、それにしてもよく思いつくものである。


 混ぜるビタミン剤の種類によって、「イライラ・不眠」とか「肌荒れ」、「二日酔い」などに効果のあるセットメニューが人気だとか。


白ポリ:あー、Jamba Juice の booster みたいなもんね。


 私もそう思った(^o^)


黒ポリ:商売のアイデアとしては、秀逸やと思うけど。砂糖水3000円で売って、詐欺にならんちゅうのは、おいしいやろ。


 まあ賛否両論あるかもしれないが、需要があるなら、別にいいんじゃないだろうか、と思う。とりたてて害があるようにも思えないし。私は行きたいとは思わないが。


白ポリ:点滴液の作り置きや、針の使い回しなんてことが起きないといいけど。


 御意。




 新たなビジネス分野の開拓という意味では、面白い発想だと思う。日本にいた頃、こんな商売があったら流行るのではと、いろいろ考えたことがある。

 例えば、洗髪屋。真夏の蒸し暑い日中、あるいは、朝、出勤前にちょっと立ち寄って、お好きなシャンプーを選び、頭すっきり。新製品なら、一言コメントを添えれば、モニター料ということで半額サービス。洗髪のみなので回転も速いし、髪を切るわけではないので資格も要らない。


白ポリ:冬は閑古鳥が鳴きそうだね。


 ぐっ(-_-;



 例えば、試食バイキング。デパートの惣菜コーナー入り口にブースを作って、200円くらいで試食し放題。日本にいた頃は、試食だけして購入しないことに少なからず罪悪感を感じたものだが(アメリカではなんとも思わないけど)、これなら金を払う以上、堂々と試食できる。その上で、購入する場合は、半券を持っていれば全額返金。つまり、小腹が空いたなら試食だけでもいいし、購入するなら損はしない。店側も、客を呼ぶ宣伝費だと思えば、安い物である。


黒ポリ:わしならそこで3食済ますな。


 ぐっ(-_-;





白ポリ:それにしても、点滴バーっていうネーミングもどうかと思うけどなぁ。なんか、点滴しながら酒飲んでる光景を思い浮かべてしまうんだけど。

黒ポリ:ええこと思いついた。点滴液にアルコール混ぜたら、手っ取り早く酔えるはずや。雰囲気のある内装にして、点滴液もカラフルにしてやな。

白ポリ:ああ、なるほど。新しいデートスポットみたいな感じで、彼女を酔わせるのにいいかも。ものが点滴だけに、これがほんとの・・・

白・黒:ショットバー。



 なんか、疲れてるかも。点滴打ってもらおうかな。
 
  1. 2008/06/21(土) 04:25:36|
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遊ぶ心

 
 ソフトボールシーズンも間もなく終了。私が所属するチーム「Myoclonic Jerks」のメーリングリストに、昨日の朝流れた1通のメール。

--------------------------------------------------------
Hi All,

Our lab is going to the day game today at ATT park, and we have a few extra tickets. Please respond NOW, or call us to score one. The game starts at 12:30 and you could pick it up from us there, or drop by the lab early this morning to get it.

J
--------------------------------------------------------


 J は、とあるラボのボス。ATT park とは、言わずと知れたサンフランシスコジャイアンツの本拠地 AT&T Park のことである。

 ・・・木曜日の昼から、ラボを挙げての大リーグ観戦ですか?



 先週からうちのラボに来た大学院生 B は、先月まで J のラボの rotation student。彼女の話によると、J のラボではジャイアンツ戦のチケットを毎年数十枚購入し、時々皆で観戦に行くとのこと。ついでに、毎月一回、ラボメンバー全員(18人!)でレストランに食事に行くんだそうな。もちろん、全てボス J のポケットマネー。


白ポリ:これって、公私混同だと思うけど。

黒ポリ:ええやん。どこかの国の教授のように、研究費の流用してるわけでもないんやし。


 日本だったら、この手の公私混同を快く思わない人も多いかもしれない。京大にいたとき、平日に行なわれていた研究室対抗ソフトボール大会に、事務からクレームがついたことがある。頭の固いお偉いさんが、勤務時間外の開催を主張したらしい。


白ポリ:やっぱり、勤務時間中のソフトボールはまずいんじゃない?

黒ポリ:そんなもん、土日やったら誰も参加せえへんて。


 ごもっとも(^o^) 結局、例年通り平日に開催され、例年通り事務室も1チーム作り、試合の後にはバーベキューもやってたような記憶がある。本音と建前は違う、という好例である。


白ポリ:日本にいてもアメリカにいてもソフトボールばっかりやってるよね。


 やかましい(-_-#



 真摯に研究に取り組んでいる人に怒られるかもしれないが、実は私、こういう公私混同、遊び心は大好き。研究者としては、結果さえ出ていれば、文句を言う人は少ない。実際、前述の J のラボは、スタンフォードの中でも非常にアクティブに結果を出しているラボの一つである。


黒ポリ:まあ、研究なんて元々は金持ちの道楽な訳やし。懐に余裕があれば、心の余裕も生まれるわな。


 金の話はともかく(^_^)、真面目にこつこつ励む研究から生まれるものもあれば、バリー・ボンズのホームランを見て閃くアイデアもあるかもしれないと思う。

 ひたすら真剣に野球に取り組むヤンキース松井の大ファンであると同時に、どこまで本気かわからない日ハム新庄のスタイルも、決して嫌いではないのである。


白ポリ:お笑い芸人の野球チームじゃないんだから、遊び心だけじゃダメでしょ。


 ばれたか(-_-;


 目指せ、研究界の新庄剛志!(ただし、ラボメンバーには松井希望)

  1. 2007/08/25(土) 05:13:30|
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選挙

 
 土曜日、参議院選の在外公館投票に行ってきた。


 これまで在外選挙は比例代表に限られていたが、今年の6月以降の選挙から、日本にいたときの最終所在地に対応する選挙区選挙にも投票できるようになった。私、政治的思想はないが、実は結構選挙好き♪ 昨年パスポートの更新でえらい目に遭ったとき(^_^; ついでに在外選挙人登録もしておいたので、今回初めてその権利を行使することになった。


保守王国山形生まれ・白ポリ:んだらやっぱり、無難に自民党んねが。

革新王国京都育ち・黒ポリ:世の趨勢を見てみい。自民党だけはありえへんやろ。


 今回は天使と悪魔じゃなく、保守と革新ということね(-_-)


白ポリ:ほっだな、自民党以外さ票なの入れだって、どうせ参議院だもの、無駄だべした。

黒ポリ:あんた、アホちゃうか?いくら衆議院の優越いうても、参議院で否決されたら、衆議院で再可決するんは、めっちゃ大変やねんで。


 そうなのである。実を言うと私、所詮参議院選挙なのに、なんで小沢さんが政治生命まで賭けているのか不思議に思っていた。よくよく調べてみると、衆議院での法案成立は単純多数決で良いのだが、いったん参議院で否決されると、衆議院で再可決するには3分の2以上の賛成が必要と、一気にハードルが高くなるのである。小学校の社会科レベルの知識がすっかり抜け落ちていた(^_^;


 このサイトによると、ここ50年、参議院で否決された法案の衆議院での再可決は行なわれたことがない、つまり、先の郵政民営化法案を含め、すべて廃案になっているらしい。


白ポリ:お前よぉ、衆議院の自民・公明を合わせた与党の数が3分の2を超えてんの、しゃねんだが?


 まあ、実際前回の「郵政選挙」で小泉与党が大勝したせいで、これも事実なのであるが、次回の衆議院選挙で与党がこの議席を維持できるとはとても思えない。


黒ポリ:正直、数の話はどうでもええねん。研究者たるもの、「寄らば大樹の陰」ではあかんやろ。


 革新とまではいかなくても、ちょい左寄りという研究者は多いのではないだろうか。まあ、現状打破、というより、混沌を楽しむという傾向が強いような気もするが。


白ポリ:ほっだなこと言うんだら、スポーツ平和党にでも投票したらいいべした。

黒ポリ:そんなもん、混沌にもならへん。


 ・・・いや、既に存在しないし(^_^;


白ポリ:研究と選挙は別だべず。

黒ポリ:そうとも限らへんで。グラント書きとか、結構似てるやん。


 「長い物には巻かれろ」的な発想のある日本と比べて、アメリカでは、絶対的な「長い物」がないせいか、研究でも常に人と違うことを要求される。研究プロジェクトと選挙を対応させてみると、

A. 単なる過去の研究の継続、確実に実現       ・・・自民党
B. 新規性はそこそこ、実現可能性大         ・・・民主党
C. 非常にチャレンジングだが、実現できるか不明  ・・・共産党
D. 聞いたこともないクレイジーな発想、ほぼ実現不可・・・泡沫政党

 日本だと A > B >> C > D、こっちでは B > C > D >>> A という印象があるが、どうだろうか。


白ポリ:んだけど、衆参でねじれ現象が起きたら、なんも決まんなぐなってわがんねどれ。

黒ポリ:心配いらんて。法案がすんなり通らへんようになれば、自民党も少しは考えるやろ。ま、今日本にいるわけちゃうしな。

白ポリ:・・・んだかな?

黒ポリ:んだんだ。


 おいおい(-_-; しかもなんか混ざってる(-_-;;


白ポリ:んだら、いっそのこと立候補でもしたらいいのんねが?

黒ポリ:お、ええんちゃう?日本ポスドク党、党是は「基礎研究推進」及び「ポスドクの待遇改善」なんかええな。

白ポリ:ポスドク1万人計画のおかげで党員も毎年1万人以上増えるはずだべし、結構いけんのんね?


 白黒で意気投合するのは、いい加減にやめれ(-_-#

 
  1. 2007/07/18(水) 10:44:33|
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心理戦

 
 これまでの人生、基本的に私は周りの人間に恵まれていると思う。今のラボでも、人間関係で嫌な思いをしたことは、4年間で一度もない。

 とはいえ、毎日毎日同じ面子と顔を合わせていると、プチ気まずい場面に遭遇することもままある。以下は、比較的頻繁に起こるシチュエーションである。




 うちのグループは、4人のポスドクがそれぞれ独立のプロジェクトを持って実験している。動物飼育施設の一室が我々のラボに与えられ、そこで各々自分のマウスを飼っているので、実験の際には、動物飼育施設から自分のマウスをカートに乗っけて、実験室まで運んで来なければならない。


 この動物施設、実験室からちと遠い。往復15分くらい。なので、実験に使用するマウスは自分で持ってくるが、実験が終わり、マウスを施設に戻す段になると、結構億劫になる。カートがあるので、マウスケージ1つ運ぶのも5個運ぶのも手間としては一緒な訳で、次の実験予定者が自分のマウスを取りに行くとき、あるいは実験を終えて施設に戻しに行くときに、ついでに持って行くくらいは、誰にとっても大したことではない。


―アメリカ人ポスドクEの場合―

 彼は実験を終え、次に私がサインアップしているとする。実験室に行くと、マウスケージが置いてあり、上にはメモが。「これ、ついでに戻しといてくれると助かるんだけど。サンキュー」 ・・・本人はズラかっているので、問答無用である。


黒ポリ: ったく。このままほっといたろか(-_-#

白ポリ: しょうがないよ。別に大した手間でもないし、ついでに戻しといてあげれば?

 お、ひさびさに出てきたな、天使と悪魔(^_^)


 ま、毎回という訳でもないし、実際のところ、彼と心理的駆け引きをすることはないので、スマートなやり方だともいえる。



―アメリカ人ポスドクAの場合―

 彼は元々気を遣う性質なので、同様のシチュエーションでも、逆に

「ケージ番号教えてくれれば、俺のを戻すついでに、お前のマウス持って来てやるよ」

などと言う。そうまで言われるとこっちのボランティア精神も刺激される。


白ポリ: お互い様だし、快く持って行ってやろうよ。

黒ポリ: おいおい、始めっから計算しつくされた作戦かもしれへんで。人がええのもほどほどにしといた方がええんちゃう?

 ・・・いや、そんな疑わんでも。


白ポリ: いいじゃん。今度なんかおごってくれるかもしれないし。

 ・・・こらこら。


 彼との場合、お互いに自分から協力を申し出ることが多いので、特に気まずくなることもないが、たまたまどっちかに頼むことが続くと、微妙に頼みにくくなって、あえてタイミングを外したりすることもある。



―中国人ポスドクGの場合―

 こいつの問題点は、始めっから人に頼もうとする姿勢である。別に悪い奴ではないのだが、こっちから申し出る前に、毎回

「悪いけどついでに持って行ってくれる?私、ちょっと用事があるし」

と言われると、あまり気分はよろしくない。


白ポリ: ま、ついではついでだし、持ってってあげれば?

黒ポリ: 用事があるとか言うて、ネットサーフィンしてたりすんねんで。おかしいやん。

白ポリ: 自分だってネットサーフィンしてるじゃん。

 しまった(^_^;



 Gの次に誰もサインアップしていないときでも、うっかり実験室に入ると、

「あとどれくらいラボにいる?」

 これには注意して答える必要がある。うっかり1時間とか答えてはいけない。


黒ポリ: ほれ、また “Would you mind …? ” が始まったやんけ。甘い顔してるとつけ込まれるで。

白ポリ: 頼まれちゃったものは仕方ないし、やってあげれば?

黒ポリ: 忙しいって言うたらええやん。

白ポリ: それよりも、飼育部屋でめっちゃわかりにくいところに戻しておけば?二度と頼まれないかもよ。

 ・・・言ってることは、ある意味白黒違わないように聞こえるんだけど。ほんとに君ら、天使と悪魔か?









白ポリ: (ニヤリ)

黒ポリ: (ニヤリ)









 ・・・こえーよ(-_-;



090206
  1. 2007/04/22(日) 23:23:55|
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御当地

 
 今年の賞レース(?)のトップを切って、昨日、ノーベル医学・生理学賞が発表された。受賞者の一人が Stanford の教授だったことで、学内は結構盛り上がっている。彼は47歳。39歳のとき出した論文が、受賞理由となったそうな。


白ポリ:ほら、ノーベル賞取るつもりなら、そろそろ相応の仕事を発表しないと。


 わかってます(-_-)




 今日の昼には隣の建物でレセプションが行なわれ、タダ飯にありつけた。


黒ポリ:タッパー持って行ったらいいんちゃう?えらいたくさん食べ物準備してるようやし。何かあやかれるかも知れへんで。仕事することだけが大切な訳ちゃうしな。


 何言ってるのかよくわからんけど(^_^)とりあえずタッパー持って行ってみた。


 ・・・ちゃんと持ち帰り用の箱まで置いてあるし(-o-) さすが太っ腹大学。タッパー片手に佇む私の立場は一体(-_-;;




 今回受賞した Andrew Fire 教授、今 Stanford にいるのは確かなのだが、元々 UC Berkeley で学士、MIT で Ph. D. を取得、受賞理由となった論文を出したのは、カーネギー研究所在籍中。話によると、彼がノーベル賞を取りそうなことを知った Stanford が、3年前に彼をヘッドハントしたらしい。今頃、各地で「我が大学(研究所)出身者がノーベル賞受賞!」と騒いでいるに違いない。


 Stanford 大学のウェブサイトで強調されていたのは、彼が Stanford Hospital で産まれたこと(^o^)



黒ポリ:ほんなら、ノーベル賞取ったらあちこちで名誉市民とかになれるかもな。在籍したことある大学全部、名誉教授のポジションとかくれるかも。

白ポリ:それはちょっとずるいんじゃない?

黒ポリ:もらえるもんはなんでももらっとかんと。賞金だけじゃ、サマージャンボより少ないんやし。


 ・・・いや、ずるいとか賞金とか言う前に、他にやることがあるんじゃないでしょうか。

 
  1. 2006/10/04(水) 10:44:36|
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比べてみよう2

 
 さて、昨日の続き。


 育児・教育費。下の子も生まれ、上の子は 2nd grader になり、週一でジムやらピアノやら絵やら、いろいろ挑戦している割には、実はあまり変わらない。


 前にも書いたが、こっちは義務教育は学費が無料。習い事も、探せば安いのがいろいろ見つかる(日本でやったら高くつくだろうな・・・)。日本にいた最後の年は、収入に伴い保育園代がかなり上がった(それでもこちらのデイケアよりははるかに安いが)。でも、よく見てみると、「あかちゃん本舗」に相当お金をつぎ込んでいる。

 そう、こっちはベビー・子供用品が、全然安いのだ。


 ・・・もひとつ見つけた。七五三の写真に5万円も使っている。


 下の子には秘密にしておこう (^_^;


 その他、アメリカの方が高くついている項目は、交通費2.3倍(これは仕方がない。日本では車持ってなかったし)、医療費4倍(これは医療費というより、妻と歯医者さんとの交際費。つまり、歯の治療代が4倍になったと思いねえ)。


 日本の方が高くついているもの。通信費2倍(こっちでは固定電話代が恐ろしく安いから)、理容・美容費3倍(行く回数が半減)、被服費10倍(日本でも大して使っていなかったが、こっちではほんっとに安い服しか買わないので、10倍といってもたかが知れているが)。


 実質、一番違うのは何だと思います?


 答えは光熱費。こっちでは、水道・ガスは大家さん持ちなので、電気代のみ、月平均$50(前のアパートでは、洗濯機も乾燥機も dish washer もなかったので、さらに安く、$30/month だった)。日本では、電気・水道・ガスで、ドル換算で月 $300!


 ・・・あ、その分家賃に上乗せされてるだけか。


 ふむふむ。こういう比較もなかなか面白い。



白ポリ:ほら、現実に戻って、少しでも論文手直ししたら?

黒ポリ:ええやん。今日ボスに渡したんやから。

白ポリ:だめだめ。まだ自分で出来るところもあるだろ。

黒ポリ:「下手の考え休むに似たり」っていうやん。返事待ち、返事待ち

白ポリ:・・・そうかな。

黒ポリ:そうやって。

白ポリ:・・・じゃ、もうちょっと息抜きする?


 ・・・意見が同じなら意味ないから、もう出てくんな(-_-#

                             052606
  1. 2006/09/03(日) 01:24:40|
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比べてみよう1

 
 ふと思い立って、日本に居たときと、アメリカに来てからの家計簿を比較してみた。


 なんでそんな暇なことをやっているか、というと、お察しの通り、現実逃避である。

白ポリ:明日まで論文の revise を仕上げるんだろ。

黒ポリ:だいじょーぶやって。まだ締切まで間があるし。

白ポリ:ダメだって。ボスが discussion するって言ってただろ。

黒ポリ:心配あらへん。ボスも忘れてるって


 ・・・いや、それは困る。


 閑話休題。


 家計簿の比較であるが、ちょっと tricky である。日本に居たときは、科技庁のプロジェクトから給料が支払われていたので、公務員同様、税金も保険も天引きだった。ボーナスはなかったけど(まだ人生一度もボーナスをもらったことがない)。


 こっちでは、昨年まで fellowship だったので、日米間の協定により、連邦税が免除されていた。


 ということで、渡米直前の2001年と、昨年2005年の月平均支出を、今日の為替($1=約 113 円)で計算してみると、貯蓄・生保をさっぴくと(もちろん日本の分から)ほぼ同じであった。つまり、日本での手取り(貯蓄・保険分除く)と、こっちの免税された手取りが大体一緒だったことになる。


 比較するのにちょうど良い。(こっちでは貯蓄などする余裕は無いという事実には目をつぶることにする)


 まず、食費。以前、日記で「アメリカの方が安い」と書いたが、あれあれ、ほぼ同額。日本食スーパーに行き過ぎかも。食費の中で、お茶・お菓子代、というのが50%減になっているのは、TVチャンピオン初代プリン王の妻の口に合うプリンが、アメリカには少ないからと思われる。


 よかった (^o^)


 住居費。諸悪の根源である。日本のときの50%増。これはきつい。こっちでは、総支出の33%を超える(税金が引かれ始めた今年に入ってからは総支出の40%近い)。・・・ま、部屋の広さも50%増だけど。


 次は、育児・教育費。




白ポリ:論文は?


 ・・・はい。やります。(明日に続く)

                               052506
  1. 2006/09/02(土) 16:40:27|
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