今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

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その発想はなかった -良い例・悪い例-

 
 土曜日、長女の中学校の授業参観に行ってきた。


 数学の時間。どうやら垂直二等分線の作図法の授業のようだ。今まで分度器と定規を使って作図してきたものを、コンパスを使って書こうということらしい。

 授業の後半、先生が角の二等分線の作図の問題を出した。先生の意図としては、ちょうど習ったばかりの垂直二等分線の概念を応用することにあるのだが、生徒たちはそんなことにはお構いなし。


生徒A: 簡単じゃん。分度器使って・・・、


先生: 分度器は使わないでください。


生徒A: えーっ、そんなのできるわけないじゃ~ん (-_-#


生徒B: あ!わかった! 紙を折ればいいんだ!!


長女含むクラスメイト: すっげー! ◯◯、あったまいー!


 がさがさがさ。クラス中に響き渡る、紙を折る音。


先生: (慌てて)いや、そうじゃなくて、ほら、さっきやった垂直二等分線の考え方だよ。ほら、まずコンパス持って。


生徒B: コンパス持って紙を折るんですかぁ?



 思わず拍手しそうになった。








 一方、日食前日、長女との会話。



 明日の朝、金環日食だぞ。


長女: そうそう! スペシャルな日なんでしょ? So Coooool!!


 どうして日食が起こるか、わかる?


長女: それは教えてもらったから知ってる。地球が自分で回ってる axis が flat になるんでしょ。


Her eclipse


 そんな天変地異起こってたまるか。


長女: だって、友達にそう教えてもらった。


 騙されてるだけだろ、それは。だいたい、それでどうやって日食が説明できる?


長女: それは知らない。でも、そういうスペシャルなことが起こるんでしょ?


 スペシャル過ぎるわ。
 
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  1. 2012/05/22(火) 17:57:49|
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続・サイエンスの楽しみ方

 
 <前回の続き>

 そして、やはりなんといっても外す訳にはいかないのが、かつて一世を風靡したこのゲーム。


whole pic

 社団法人 人工知能学会が創設20周年記念企画として開発した、アカデミックキャリアデザインゲーム、その名も「Happy Academic Life 2006」!


 簡単に言えば、大学研究者限定の人生ゲームである。大学助手(2006年当時は助教という職階はなかった)に着任した新年度をスタート地点とし、自らが目指す大学教授像に向かってキャリアを積み重ねるのである。


 このゲームで秀逸なのは、キャリアアップの基本が時間のやりくりであるという点にある。右下の金券のように見えるものは、研究時間カード。自分の持ち時間から、各種イベントで費やされる時間を差っ引いた「研究時間」に応じて、論文を投稿することが出来、その採否も持ち時間に左右される。

 これに加えて、人脈ポイントや研究資金、受け入れる学生・ポスドクの特性により、研究者としてのキャリアが決定されていく。大学に限定されるものの、自分の目指すゴールは、自分で決めることが出来るというのも面白い。



 大学のポジションを得ていなければそもそもスタート地点にも立てないあたりは、ポスドクの感情を逆撫でしたいとしか思えない設定である訳だが、開発過程を読むと、まあそれも仕方ないかな、と。どうやら、元々のアイデアでは、助手・教授トラックの前に学生トラックというものが存在したらしいのだが、テストプレイの結果、4時間経っても誰一人学生から助手にすらなれないという気の遠くなるような状況に陥ったのだそうな。

 確かにこれではゲームとして成り立たない。というか、現実を反映し過ぎて、最早ゲームとは思えない。





 実はこのゲーム、やはり在米期間中にわざわざ日本から取り寄せたにも関わらず、一度しかプレイしたことがない。そのたった一度の機会も、盛り上がりを期待してスタンフォードの日本人会の懇親会に持って行ったところ、ゲーム開始後間もなく雰囲気が険悪なものになり、懇親会にはふさわしくないとの判断からやむなく中止。


 ま、「モノポリー」や「人生ゲーム」慣れしている娘達相手に、やって出来ないことはないはずだが、


「科研費って何?」

「論文不採択ってどういう意味?」

「いつになったら教授になれるの?」

「どうして泣いてるの?」


 次の日から仕事に行きたくなくなりそうだ。



 まあでも、せっかくの紹介記事だし、今後ユーモアのわかるポスドクさんや学生さんが来てくれることを見越して、心の準備も兼ねて久しぶりに模擬プレイでもしてみようか。


start

 ゴールはもちろん「業績卓越型」! ・・・ではなくて、「教育者型」にしよう。ここを見てうちに来る人もいるかもしれないし。


 まずは大学カード、そして学生カードを引いてみる。


student

 大道芸人と釣りマニア。 ・・・もしこれが初夢だったら、暴れてるな、きっと。

 さいころを転がして、と。お、チャンスカードだ。


secretary

 そうそう、こういうのがないとね、やっぱり♪ 次は、ワイルドカードか。じゃあ、ここは一つ、研究資金でも。


grant

 よっしゃぁ! ・・・って、まだ条件を満たす論文がない(;_;) 次は、学内カードか。


school

 ・・・。なんか楽しくなくなってきた。で、今度はプライベートカード?


private

 おいこら。こんな状態で何をしている>自分


 自分の職業を否定したくなる前にやめておいた方が無難だな、これは。



 他にも、ポスドクカードを引くと、

postdoc1

 まさにこういう方に加わって欲しい!というものもあれば、


postdoc2

 こういう「え?」と思うようなカードも混じっていて、かなりスリリング。





 なんとなくわかってきた。ゲーム、という余暇を楽しむべきところで、自分に近い状況のリアリティを追求してはいけないということか。



 やっぱり、どうせやるなら思いっきり現実離れしてる方が楽しいよなぁ。いっそのこと、自分で作ってみようか。

神経科学と萌えの不思議なコラボレーション?! 各種神経細胞を擬人化した前代未聞の恋愛シミュレーション、その名も「今日も脳天気!」



みたいな。
 
  1. 2011/11/06(日) 08:47:58|
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サイエンスの楽しみ方

 初の科研費申請、ようやく終了。 づがれだ~~~



 本ブログを筆頭に、研究者のブログはサイエンスに真摯に向き合う部分を強調するものが多い。

 もちろん、それはそれで重要なことだし、それで楽しめれば文句はないのだが、時にはちょっと斜めからサイエンスを楽しむのも悪くない。


 ということで、私の秘蔵コレクションのうちほんの一部ではあるが、サイエンスお楽しみグッズを紹介してみることにする。




 まずは、出始めの頃ここで一度紹介したことのある、発生生物学カードゲーム 「Embri 王」

Embryo J
日本語バージョン


Embryo E
英語バージョン

発行元:理研 CDB  価格:無料 


 遊び方は単純。はじめに5-6枚ずつ手札を配った後、手札から同時に一枚カードを場に出し、各カードの左上に記されている数字が一番大きい人が、場のカードを全部もらえる。

 同じ数の場合、各カード右下の見ザル言わザル聞かザルが、じゃんけんの要領で勝敗を決める。どうしてここに日光三猿が出てくるのかは、まったくもって意味不明である。



 たわいないといえばたわいないゲームだが、当初話題になったのが、誰がデザインしたのかと思うほど、キャラクターのクオリティが無駄に高いこと。

Vet

 例えばこの獣医師カード。あまりにもかわいらしいので、素手でマウス?!とか、そのポケットにいるのは何?!とか、一番やってはいけないことを堂々とやっているにも関わらず、つい許してあげたくなってしまう。 あ。 この絵の右下の見ザルは、見て見ぬふり、っていうことか?



 また、点数による格付けも物議をかもした。

PD


 特に、ラボテク2点に対して、6点という高配点のポスドクに、

「差がありすぎる」
「現実を反映していない」
「ポスドクがラボテクより上なんてあり得ない」
むしろ大学院生以下じゃないのか

 社会問題にまで発展したとかしないとか。


ちなみに、現在では全てのカードのデザインをダウンロードして、自分で厚紙に貼らなければならないようだ。私が持っているのは、2005年の出始めの頃に理研が無料で配布していたもので、わざわざアメリカから理研に問い合わせて取り寄せた。日本語バージョン・英語バージョン共オフィシャルカードなのだ。






 同じカードゲームでも、こちらは生物ではなく化学系。その名も「えれめんトランプ」

Elementrump


発行元:化学同人  価格:1800円


 現在周期表に表示されている118の元素のうち、正式な元素名がつけられている112元素に、レプトン、クオークなどの素粒子カードを加えた、1セット140枚という本格的なもの。それぞれのカードに各元素の説明があり、例えばB(ホウ素)なら、こんなふうに、原子番号など基本的な情報の他に、化合物の性質や様々な用途について記載されており、なかなか面白い。

B



 後半の自然界に存在しない放射性元素の説明は、まだ性質の不明なものが多いせいか、名称の由来になった人物の写真のオンパレードになっており、老人のブロマイド集になってしまっているのはまあ御愛嬌。

Old people





 「楽しみ方は無限大!」の謳い文句の通り、遊び方はいろいろあるようだが、説明書にある中で面白かったのは「えれめんじゃん」というゲーム。

 簡単に言えば、140枚全部を使ったカードマージャンゲームである。点数の単位が MeV(メガエレクトロンボルト)だったり、チーポンの代わりに「フュージョン!」だったり、ちょこちょこ科学者精神をくすぐるテクニカルタームが使用されるのだが、なんといっても強烈なのが、その役作り。


 例えば、こんな形でツモ上がりした場合、

Elemenjan1


ツモ・負パイ中間子・希ガス一色(フュージョン)・強磁性体・常温気体6

100+100+450+400+100X6=1650 MeV





 これでリーチ上がりなら

Elemenjan2


リーチ・マスカワ・イッテルビー4元素・同世代素粒子・一文字元素1

200+300+500+300+100X1=1400 MeV




 フュージョンしないで、こんな役満も。

Elemenjan3


フュージョン無し・ランタノイド一色

200+1500=1700 MeV



 ほとんど苦行といっても過言ではないこれをもってすれば、周期表を楽しく覚えられること請け合いである。





 そして、やはり科学者の遊びとして外す訳にはいかないのが、・・・

<続く>
 
  1. 2011/10/28(金) 21:55:25|
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動物占い

 
 それはまだ私が神様を信じなかった頃。


 結婚したての頃だから、かれこれ15年にはなるだろうか。当時、身内で「動物占い」が大流行した。

 ちなみにわたくし、占いを盲信する鳩○夫人ほど人間離れはしていないが、ネタとして使った松本龍復興大臣相にマジツッコミする三原順○議員ほど狭量でもない。全ては物質と物理現象で説明が出来る唯物論に近い考えを持っているが、一方で仏様は信じていたりする。研究者なんてそんなもん。

 動物占い、といっても、玖保キリコの奴ではない。同じ四柱推命をベースにしたもので、出てくる動物の数は十二支の12種類。だが、同じ動物でも形容する言葉がたくさんあるため、生年月日に対応してバラエティあふれる動物名が与えられる。この動物を形容する言葉があまりにも秀逸だったのである。

「つむじ風に乗ってきた宇宙猿」 「反逆のレーダー馬」 「我が道を行く頑固な羊」 「ねずみ算をする大ねずみ」 などなど。ダジャレかい!というものも含め、説明を読みたくなるではないか。


 その説明がまた、やたらと的を射ていた。例えば、妻の妹の旦那は、

「時を刻む不死鳥」:合理的に、理論的に、交通信号はきちんと守り、四角い角は四角に回り、隅々まで几帳面な神経を配って歩き、斜めに突っ走ることはありません(抜粋)

 これに対し、奥さんである妻の妹は、

「大草原の大蛇」 :大きく、長い筋道をくっきりとつけて進みますが、四角い隅も丸く廻ります(抜粋)

 当時、二人がよく喧嘩していた話を聞いて、なんとなく理由がわかったような気がしたものである。



 生年月日を入力すると自分の動物を教えてくれるサイトがあったのだが、いつの間にかなくなってしまっていた。ふと思い立って、八方手を尽くして探し回り、ついにこの度、どうやらオリジナル本と思われる物の入手に成功した(昭和54年 第一刷)。

uranai1


註:こういう投資(占い本とか、Classy とか、来週配送される ごきチャ!!フィギュアとか)は妻には秘密。小町とかに投稿されても困るし。


 せっかくなので、有名人も少し調べてみた。

野田佳彦 (1957.5.20) 「大貝に住む観察龍」
イチロー (1973.10.22) 「月から来た哀愁のウサギ」
澤穂希 (1978.9.6) 「羊か、雲か、仙人か」 ←こんなのでいいのか?

 なかなか言い得て妙ではないだろうか。



 妻の分は以前にも書いたのだが、あらためて家族全員を並べてみると、自分の位置づけを思い知らされるようで、あまりの残酷さに涙を禁じ得ない。

妻 「磁気を帯びたイノシシ」
長女 「白銀の龍」
次女 「大夢をむさぼる大蛇」


ポリ 「機織牛」

uranai2


 スパークする妻、大空を自在に飛ぶ長女、誇大妄想の次女の傍で、ただただその身を犠牲にして働く人生ということなのだろうか。


 トンカラトン、 トンカラトン、 トンカラトン ・・・
 
  1. 2011/09/04(日) 07:56:16|
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日本人は学問がお好き?

 
 2週間ほど前から腰痛がひどい。

 高校時代から腰痛持ちのポリ。中学から大学までずっと体育会系だったにもかかわらず背筋力が人生を通して女子中学生並みというのが原因らしいのだが、今回の腰痛はなんとなくいつもと違う。仰向けに寝ようとすると、ある一箇所で激痛が走ったり、左足をある歩幅で前に出すと激痛が走ったり。


 要はジジイだっちゅうことだが。



 だからという訳でもないのだが、昨日職場の同じフロアの整形外科の教室の前を通ったとき、一枚のポスターが目に付いた。


「第19回日本腰痛学会 2011年9月2日、3日」


 へぇー。そんな学会があるのか。


 ふとそのポスターの周りを見ると、


「第38回日本股関節学会」
「第45回日本側弯症学会」


 いろいろあるものだ。感心。




 ついでに近くの精神学教室前の掲示板に行ってみた。


「第29回日本神経治療学会」
「第35回日本神経心理学会」
「第41回日本臨床神経生理学会」
「第41回日本神経精神薬理学会」
「第21回日本臨床精神神経薬理学会」
「第24回日本サイコオンコロジー学会」
「第16回日本心療内科学会」
「第11回日本外来精神医療学会」
「第40回日本女性心身医学学会」
「第52回日本児童青年精神医学学会」


 ・・・すごい。違いがよくわからん。どれだけ分ければ気が済むのか。




 一体、日本にはいくつの学会があるのだろう。Wikipedia によれば、日本が国として公的に認定する学会とは、政府の諮問機関である日本学術会議の協力学術研究団体のことを指し、以下の条件を満たす必要があるとのこと。

1. 学術研究の向上発達を図ることを主たる目的とし、かつその目的とする分野における学術研究団体として活動しているものであること
2. 研究者の自主的な集まりで、研究者自身の運営によるものであること
3. その構成員(個人会員)の数が100人以上であること


 たとえば、

机上理論学会
日本焚火学会
土佐駅弁学会

などの「自称学会」は含まれないことになる。


・創価学会

なんかも、別物。



 それでも、上記条件を満たす公認学会の数は、2010年2月現在でなんと1772! 分野は多岐に渡る訳だから、これだけの数があっても不思議はないのかもしれないが、例えば私の専門分野である「神経」という2文字が含まれる学会だけでも19団体。「脳」「認知」などの関連キーワードを含めると、軽く30は超える。


 なんといっても、その細かい分類がすごい。医学系だけでも、たとえば


・日本平滑筋学会
・日本足の外科学会
・日本網膜硝子体学会
・日本小児右上腕骨学会
・日本良導絡自律神経学会
・日本大脳基底核左淡蒼球内節神経細胞軸索学会


 平滑筋学会はあるのになぜ横紋筋学会はないのか?など、興味は尽きない。



 分野を変えれば、


日本独自の体力のつけ方を研究する 「日本流 体力学会」

日本ならではの児童の通学方法を模索する 「日本流 通学会」



など、なかなか面白そうなものも多い。








 まずい。本気にされたらどうしよう。 <しねーよ


 後半、明らかな嘘が混じっていますので、ご注意ください。
 
  1. 2011/07/01(金) 17:59:48|
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帰国して一番驚いたことで一句

 

日本では どうして伸びる ○○○○○
 



一時帰国の度に不思議に思っていたが、今回再確認。賛同者は多いと思うが、どうだろう。
 
  1. 2011/05/03(火) 23:37:25|
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手相占いは信じていいのか

 
 小中高の同級生Mと福島地鶏の店で飲んでいると、これまた幼小中の同級生Tが、仕事を終え駆けつけてくれた。中学卒業以来、25年ぶりの再会である。アレンジしてくれたカリスマ同級生Mよ、ありがとう m(_ _)m



 お互いオリジナリティとクリエイティビティで勝負する世界に生きる者として、芸人さんのことを尊敬してやまないポリ。いやもう、話に花が咲く咲く♪


 楽しかった飲み会の話題は彼のブログに詳述してあるのだが、その中で一つ、気になることがあった。


 手相である。


 彼と私は手相が同じ。周りに同じ手相の子がいなかったので、そのことだけは子供の頃から妙に記憶に残っていた。



 私の左手はこんな感じ。


Left


 昔は、手のひらというのは皆こんな風に上下に分かれているもんだとばかり思っていた。


Right


 右手も、やっぱり二つに分かれている。


 これを「ますかけ」というのは初耳だった。


 ググってみた。


「奇才」
「天才型」
「天下取り」


 もっと褒めて (^o^)



 研究者が手相占い?とか言われそうだが、これくらいは許して欲しい。たまにはレアアイテムも持ってないと、地味なA型戌年牡牛座夫が 最強B型巳年蠍座メキシカン妻には対抗できないのだ <手相に頼ってるあたりが既に弱い



 実はますかけにもいろいろあるらしい。誰かもっと占って、良いことだけ教えてください m(_ _)m
 
  1. 2011/04/26(火) 21:02:31|
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小顔願望

 
 相変わらず不労所得稼ぎにいそしむポリ。


 ラボ案内して25ドル、とか。

 日本語の文を読み上げるだけで10ドル、とか。

 30分話ししたらランチ、とか。



 何かもらえれば、大概のことはやります。


---------------------------

 少し前、Stanford のポスドクメーリングリストに、EEG-fMRI session(脳波-機能的核磁気共鳴同時測定)被験者募集のお知らせが流れた。4-5時間拘束されるが、謝礼は100ドル。見逃す手はない。

 条件は、と見ると、

Requirements: no metal in body, right-handed, & not taking psychiatric medication

 よし、大丈夫。早速、参加したい旨を先方に伝えた。




 測定当日。同意書やらアンケートやらいろいろ書類を書かされた後、手術着らしきものに着替えた。この日はちょうど導入したばかりの新しい装置を使用するらしく、調整に結構時間がかかっていたので、機材の準備が出来るまで、実験室の外でその研究室のポスドクと雑談。日本とアメリカの新薬臨床試験(フェーズワン)の謝金額の話で盛り上がっていた。


 待つこと約2時間。そろそろ準備が出来たということで、担当の大学院生の女の子が脳波測定用のキャップを持ってきた。


 ところが、私をチラッと見た彼女、何を思ったのか、そのまま踵を返し、実験室に戻っていく。


 教授他数人と、こちらを見ながらひそひそ。


 ん? 最近特に悪いことをした記憶はないのだが。


 すると、自ら巻尺をもって私のところに来た教授、私の頭囲を測り、一言。


教授:Way too big.


 え?ええええええーーーーっ???


教授:悪いね~。君の頭に合うサイズのキャップがないわ。


 (-_-## 被験者の条件に、頭のサイズについての記述はなかったはずだが。


教授:キャップが入らないと測定できないから。帰って。





 今後5年間、このラボから出る論文、逐一チェックすることに決定。万が一、頭のサイズに関するバイアスの記載がない場合、通報してやる。
 
  1. 2011/03/01(火) 16:34:33|
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オチはなくても面白い

 
 オー・ヘンリーが好き。オチがあるから。 レイモンド・カーヴァーは嫌いだった。


 「火星年代記」(レイ・ブラッドベリ)が好き。オチがあるから。 「たんぽぽのお酒」(レイ・ブラッドベリ)は嫌いだった。


 落語が好き。オチがあるから。 講談は嫌いだった。


 「フォレスト・ガンプ」の回想シーンが好き。オチがあるから。 「イングリッシュ・ペイシェント」の回想シーンは嫌いだった。


 論理学が好き。オチがあるから。 哲学は嫌いだった。


 高校数学が好きだった。オチがあるから。 大学数学は嫌いになった。



 でも。



 最初は分子生物学が好きだった。オチがあるから。



 でも、今は。



 認知神経科学やシステム神経科学が好き。オチがないのに。どうしてだろう。



 オチがある話は今でも好き。でも、オチがないのにいかにもあるように見せかけても、すぐわかる。ネタの拙さをリアクションでカバーし、その場の笑いを取る芸人と同じ。そのうち飽きる。つまらない。



 騙されちゃいけない。脳の高次機能を巡る話には、今のところオチはないのだ。でも、そこがなぜか面白い。
 
  1. 2009/07/18(土) 08:56:30|
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時には研究者のように

 
 今週の Journal Club、論文抄読会の当番は私だった。


 Journal Club で読む論文を選ぶのはなかなか骨が折れる。我々の研究にとって超重要かつエキサイティングな論文がちょうど出版されてたりすると一番楽なのだが、毎回そういう訳にもいかない。


 学術的にインパクトのある論文がないときはどうするか。そういう場合、私は別の意味でインパクトのある論文、つまり突っ込みどころ満載の怪しさ全開論文を選ぶことにしている。手抜きではない。実際問題、重要論文なら淡々と結果を紹介すれば良いが、そうでない場合、笑いを取るためには過去の関連論文も含めてじっくり読み込まなければならないし、必要以上に場を盛り上げるためにも PowerPoint のカスタムアニメーション機能をフル活用しなければならない。私はそういうことには労力を惜しまないので、決して手抜きではないことがお分かりいただけると思う。


 で、今回読んだのが、まさにそういう奴。


 まず、相当量の実験をこなしているにもかかわらず、著者が一人。レビューではない。れっきとした Research Article である。通常こういう場合、ラボ内で孤立しているシニアポスドクだとか、ボスがデータを信用してないシニアポスドクだとか、なんらかの問題があるケースをいくつか聞いたことがあるのだが、


ボス:この人、教授よ。確か60歳くらい。
 

 還暦過ぎても自分で手を動かして実験している研究者は個人的には嫌いではないが、そこそこの雑誌に論文1本出せるくらいの実験をたった一人でやられた日には、ラボメンバーからしてみれば、

「遊んでる暇があったら研究費取って来い、じじい」
「実験は私たちがやりますので、グラント申請とか論文チェックとかしていただけないでしょうか、先生」

と煙たがられていても不思議ではない。



 それから、実験の成功率が低い。平均値と共に、個々のデータを全てプロットしていて、半分成功・半分失敗、平均したら効果なし。同じ手法を使っている別の論文では、当然ながら平均しても一定の効果は出ている。

 まあ、実はこの人が正直で、他のグループが失敗例を故意に無視している可能性もなきにしもあらずだが、先に指摘した点を考慮すると、

「おじいちゃん、大丈夫?」

と聞きたくなってしまう。



 更に、予想と異なるネガティブデータが多い。予期しない結果が得られるのは研究の醍醐味ともいえるが、ここまでことごとく予想が外れていると、単に予想のし方に問題があるんじゃないか、と(-_-)



 結論も怪しい。二つの仮説AとBを立て、Aに対するポジティブデータが取れなかったのできっとBだろう、と言うのだが、正直仮説は他にも立てられる。


 例えて言えば、(あくまで想像の世界だが)自民党総裁選に立候補した東国原前宮崎県知事が夜中に公園で酔っ払って裸踊りしたため失脚、もう一人立候補していた舛添前厚生労働大臣が「総裁に最もふさわしい」と勘違いされるようなものである。




 一番の問題は、ここまで私がツッコミ倒した後、引き続いてポスドクGが担当した Progress Report がネガティブデータのオンパレードだったことか


G:いいのいいの。いざとなったら Journal of Negative Results in BioMedicine に出すから。


ボス:そのときは一人で書いてね。


 なるほど。こうやって single author の論文が出来上がるのか。
 
  1. 2009/06/27(土) 09:54:35|
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