恐怖の査察も朝いちで終わり、ほっと一息ついていたところに、ボスが興奮して駆け込んできた。
"We got a money!"
3月に申請したグラントが当たったとのこと。額は 450K なので、結構でかい。この人、ほんとに運が強い。
アメリカはここ5年ほど、莫迦大統領のせいで研究予算が大幅に削られ、NIH などの公的グラントの競争率が恐ろしく上がっている。今年は1割を割っているのだとか。つまり、トップ10%レベルの研究でも、予算が下りない可能性があるのである。あおりを食って、プライベートなグラントの競争率も上がっている。
昨年暮れから今年春にかけて、うちのボスは公的グラント2つ、私的グラント2つを申請した。結果は共に1勝1敗。勝ったのは共に、高い方。偉い!今日知らせが来たプライベートの方は、私のメインプロジェクトなので、給料が上がるかどうかはともかく(交渉予定)、とりあえずしばらくクビになることはなさそう。
今週は、まず月曜日に、ポスドクGが大学の internal fellowship を獲得した。昨日はポスドクAが、いままでなかなか上手くいかなかった実験を成功させた。皆で、
"This is a happy week!"
と言っていた矢先である。
良いことは続けて訪れる、というのは、前にも経験している。渡米前、妻が TV チャンピオンのプリン王選手権に出場し、あれよあれよという間に優勝してしまった。賞金50万をゲットした、まさにその週、私のところに、fellowship 受賞の知らせが届いたのである。
ま、あれは良し悪しだったかも。せっかく fellowship 当たったのに、教授やラボの後輩までが、
「いや、プリンチャンピオンの方が凄いでしょ」
・・・だーれも褒めてくれない(-_-#
グラント受賞ということで、ラボ皆でアイスクリームケーキでお祝い。ボスが、
"Seems like we got a lucky break"
なんか重要な実験でもしましょうか?
"Submit the paper"
ああ、そうですね。今 revise 中の奴、今日中に再投稿しちゃいましょう。
"And your next paper, too"
・・・いや、まだ書き始めたばっかりじゃん。それは無理。
063006
- 2006/07/02(日) 11:41:08|
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