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今日も脳天気

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ほんとに愛護?

 
 日記にはアホなことばっかり書いているが、ポリは研究者の端くれである。動物を用いた神経系の研究を行なっており、ラボではマウスとサルを使っている(私は専らマウスだが)。


 御存知の通り、アメリカでは、動物愛護団体が強力な発言力を持っている。特に、サルを実験に用いているグループへの風当たりは、並大抵のものではない。東海岸に比べると、西海岸はだいぶ穏やかなようだが、それでも時々、小規模なデモがある。


 発言だけならともかく、時に実力行使に出るから、始末に負えない。数年前にアメリカ中西部で、サルを扱っているラボの教授が、朝、大学に行ったら、ラボが爆破されていたという、なんとも笑えない事件があった。



 大学時代、朝、語学の講義を受けるために登校したら、A号館の隣の尚賢館という木造の古い建物が炎を上げて燃えていた。京都らしい、と、妙に感心した記憶がある。中核派だか革マルだかの犯行だったらしいが、どんなイデオロギーがあるにせよ、両方とも立派なテロである。



 動物愛護団体には言いたいことがたくさんあるのだが、とりあえずおいといて。


 2年ほど前、ここ Palo Alto 近辺で、マウンテンライオンが頻繁に出没したことがある。マウンテンライオンは、ピューマに似たでっかい山猫で、当然肉食である。


 出没した理由は、おそらく開発などによる餌の減少だろうから、もちろん同情の余地はあるのだが、ついに小学校付近に現れたため、警察も背に腹は代えられず、ある日、下校時間近くに現れた一頭のマウンテンライオンが射殺された。


 その日から、警察に対して非難轟々。


 当時通っていた ESL のクラスでも、その事件が話題になった。ルーマニアだったかブルガリアだったかから来ていた女性が(ヨーロッパは動物愛護にもっとうるさい)、

マウンテンライオンだって生きているのよ!射殺なんて信じられない!


 その人に聞いてみた。

「もしマウンテンライオンが現れたのが、自分の子供の学校近くだったら?」


 返事は早かった。

射殺するに決まってるじゃない。当たり前でしょ


 ・・・ギャグじゃなく、真剣に言っているところが、怖い。


                            051606
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  1. 2006/10/29(日) 13:44:16|
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