この辺りで暮らしていると、食べ物には困らない。
果物売り場では、誰もが普通に、売り物のブドウをつまんでいる。うっかりすると柄だけ買う羽目になる。<そんな莫迦はいない
惣菜コーナーでは、小さいカップがたくさん置いてあり、皆それによそって味見している。だから、娘は惣菜コーナーのある店が大好き。初めの頃は、殊勝にも、
「味見した以上、なんか買わないと」
と思って、必ず何か購入していたが、味見のお代わりを繰り返しているアメリカ人達を見てたら、最近どうでも良くなってきた。そもそもショーケースの中の惣菜だって、
“Can I taste it?”
と聞けば、買って帰る気が失せるくらい、てんこ盛りでよそってくれる。
一見、商売っ気がないようだが、やはりそういう店には足を向けたくなるから、結局は向こうの勝ちなのだろう。
大学のセミナーも、軽食付のことが多い。誰かのトークの後は、会場の外に置いてあるサンドイッチやらフルーツやらをつまみながら、歓談することになる。さすがは、「超」のつく金持ち大学。
トークだけでなく、本来退屈極まりない講習会系のものでも、ちゃんと食べ物で聴衆の注意を惹く趣向が凝らしてある。人間、口を動かしていれば寝ることはない訳で、こういうところは、真面目一辺倒の日本の大学にも見習ってほしいなぁ。
以前参加した危険物取扱者講習では、時々講師がクイズ形式で質問を投げかける。手を挙げて答えると、正解者には M&M チョコレートを壇上から投げてくれる。
アシカになった気分だった。
051206
- 2006/11/26(日) 11:01:27|
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