こうみえても、ポリは研究者のはしくれである。
註:時々こうして主張しておかないと、日頃の与太話からは、私が何を生業としている人間なのか想像できないだろう、という親心である
私の研究分野は、大きく分けると「神経科学」となる。どの分野もそうだと思うが、一口に神経科学といっても、非常に幅広く、先日参加した、Stanford の神経科学 Retreat でも、ほとんどの発表は半分も理解できない。
反面、かけはなれていると思い込んでいた分野の研究者と、ふとしたきっかけで、共同研究になることがある。学会などで、自分の発表に少しでも興味を持ってくれる人は、しっかり覚えておく必要がある。
この「名前を覚える」というのが、結構難しい。特に英語の名前は、いつになっても長期記憶に残らない。大体、ラストネームならともかく、ファーストネームなんて同じ名前ばっかりで、さっぱり印象に残らないのは私だけか?
と思っていたら、世の中広いもので、自己申告型「世界の神経科学者名簿」という素晴らしい物があることがわかった。
NeuroTree http://neurotree.org/neurotree/ というサイトが、それである。ただの名簿ではない。12 月 2 日現在、世界の 5675 人の神経科学者が搭載されており(日々増えている)、家系図ならぬ、巨大な「研究系図」になっているのだ。
ポリも昨年早速登録した。これがなかなか面白い。
自分の過去から現在に至るまでの指導教授が、系図上では「親」となる。自分が指導した学生・ポスドクは「子」になる。私の場合、子はまだいないが、親は3人。祖父、曽祖父にノーベル賞受賞者が一人ずつ。遡れば、もっといるかも。
名前の検索もできるので、例えばファーストネームと研究分野だけである程度絞れたりする。もっと面白いのは、自分の名前と、他人の名前を入力すると、
「何親等離れているか」
が即座に出て来るのである。例えば、誰かと共同研究をしたいとき、自分の知っている誰に仲介してもらえばよいかを簡単にチェックできたりするのである。
作った人、えらい!
今のところ、そういう有益な使い方より、単に
「あのおっさん、俺のおじいちゃんやんか」
とか、
「ノーベル賞とったあの人と、3親等しか離れてないぞ。いーだろー」
などという、しょうもないことしかしてないが。
ペンタさん、大ぼちゅと一緒に登録しませんか?
060606
- 2006/12/03(日) 14:37:48|
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