小さいハエが飛んでいる。
Fruit fly、いわゆるショウジョウバエである。ラボの連中は、
‘These guys are so annoying!’
と鬱陶しがるが、私はそれほど気にならない。でかい銀バエに比べればはるかにマシ。しかも高々1、2匹だし。
前に所属していた日本のラボ、実験室が地下にあった。初めて実験室に入ったとき、実験台がなんか汚れているのに気がついた。「後できれいにしよう」と、とりあえず実験台の上のビーカーを動かした途端、
ザッ
いっせいに飛び立つショウジョウバエ(-o-) その数、百は越えていたと思われる。
とにかく、実験台に振動が加わるたびに、
ザッ
↑冗談とお思いでしょうが、マジで聞こえました(-_-)
刺すとか刺さないとかそういう問題ではなく、物理的に実験の邪魔(-_-# 洒落にならないので、ハエ取り紙を買いに奔走したが、今時そんなもん売ってる訳もなく、結局出入りの業者さんに注文した。
翌日から、最新鋭の実験機器と共に、天井からぶら下がる幾本ものハエ取り紙。風にゆらりたゆとう赤いリボンの群れと蠢く小さな命。そして、日に日に黒褐色に変化していく・・・
ちょっと文学的に表現してみました(^o^)
その辺にいくらでもいるショウジョウバエだが、生物実験でもよく使われる。生殖周期が短く、突然変異体を人工的に作ることが容易なため、遺伝学と組み合わせてあらゆる分野の研究に用いられる。自然界にはいない「ミュータントハエ」を研究室内で簡単に作れる訳である。
ん?そういえば、上記のハエ取り紙実験室の隣は、ショウジョウバエの研究で有名なラボだったぞ。・・・あ、今のうちのラボの隣も、ショウジョウバエのラボだ。
ミュータントハエ、リークか?
バシッ、バシッ(-_-)/
033107
- 2007/04/04(水) 10:16:55|
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