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今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

集団発生

 
「ある朝のこと、落ちつけぬまどろみの夢からさめたとき、グレゴール・ザムザは寝床のなかで一匹のばかでかい毒虫に変わった自分に気がついた。」(「変身」カフカ作・川崎芳隆訳)


 私は基本的に虫好きである。子供の頃は、冬以外、毎日のように虫を採りに家の周りを歩き回った。前にも書いたが、虫と戯れるだけでなく、食べられるものなら食べるのも厭わない。


 でも。


 毒のある奴は嫌い(-_-# <好きな奴はおらん


 かつて一世を風靡したセアカゴケグモとか、南の島に生息する巨大ムカデとか、生活感のない奴はどうでもいい。ここ最近私を悩ませているのが、これ。

http://www.stanfordalumni.org/news/magazine/2007/marapr/red/caterpillars.html


 今年スタンフォード構内で大発生しているようなのである。以下に彼らの特徴を列挙してみる。


1. 結構おしゃれ。

 毛皮がゴージャスだし、カラフルだし、一見きれいと言って言えないこともない。葉っぱの上にいるだけなら、別にどうということもないのである。ところが。


2. 無類のバンジージャンプ好き(-_-) 

 木の枝から、数十センチ~数メートルの糸をつけて急降下してくる。下に落ちない奴は、いつまでもぶら下がっている。木の下が毛虫のすだれ(!)のようになっているところもある。

 Oak tree がお好み。で、スタンフォードにはこの Oak tree がめちゃめちゃ多いのだ。比較的大きな木が多く、枝が歩道だけでなく車道にまで覆いかぶさっている。その下を毛虫すだれがぶらーん、ぶらーん(-_-# 私は、今ほど自分の視力の良さに感謝したことはない。朝晩の通勤時、こいつらをよけるために自転車で蛇行しまくっている。

 見ていると、毛虫すだれのど真ん中を気づかずに突っ切っている人も結構いる。この間、Visiting scholar のMがラボで突然、

「うわっ!」

と叫んだので、どうしたのかと思ったら、袖に毛虫が這っていたのだという。よく見ると、彼の背中に毛虫の群れ(^_^; 一体どこを通ってきたのか。


3. ウォーキングが趣味。

 ぶらさがっているだけではない。地面の上にも相当な数の毛虫が歩いている。一昨日、病院前の郵便ポストに大量の毛虫がたかっているのを発見。ふと思い立って、周辺のポストをあちこちチェックすると、どのポストも毛虫だらけ(-_-)

*業務連絡>ここ最近、スタンフォード関係者からの郵便物を受け取った方、もれなく毛虫が添付されているのに 1000 マリネラ♪


4. 好き嫌いのない、健康優良児。

 調べてみたところ、日本ではドクガ、おそらくヒメシロモンドクガと呼ばれている蛾の幼虫らしい。通常、蛾や蝶の幼虫というのは食草が決まっており、それ以外のものには口をつけないものだ。こいつらも基本的には Oak tree が好きなようだが、厄介なことにあまり好き嫌いがないらしいから、始末が悪い。

 今朝なんか、あまりにも Oak tree の多いいつもの通勤路に嫌気がさして、両側に巨大な Palm tree が並ぶ別の道を通ったら、なんと10メートルは優に超える Palm のてっぺんから、大量のバンジー毛虫(-_-#  しかも、超長い糸にぶら下がっているのが風になびいているため、逃げ場なし(-_-## 



 にもかかわらず、どうやら大学当局は積極的に駆除する気はなさそうである。薬剤は撒きたくないらしい。

‘Call in the egg eaters’

とか、悠長なことを言っている。


 来年、今年の10倍出てきたら、どうする気だ(-_-#




 ここ数日は、寝ても覚めてもこのバンジー毛虫のことで頭が一杯。夢にまで出てくる始末。ふと気がつくと、こいつらのことを考えている自分がいる。

妻:そういうのを「恋」っていうんじゃないの?


 絶対違う(-_-#

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  1. 2007/04/08(日) 09:21:35|
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