前回の日記で、
「白アキラの言っていることが理解不能」との御指摘をいただいた。
そんなに難しい言葉は使っていないんだけど。
山形弁検定ならせいぜい4級程度(^^) 昔、NHK の番組で山形のおっちゃんが出てきたとき、わざわざ字幕が出てきたのには驚いたが(-o-) <日本語だっつうの
白アキラの台詞の中でわかりにくそうなところの対訳を列挙しておくと、
んねが:じゃないの
ほっだな:そんな
べした:だろう
しゃねんだが:知らないのか
わがんねどれ:大変だろう
この程度なら雰囲気でわかりそうなものだ <無理か(-_-)
若い人が
普通に使う山形弁の中には、知らない人には絶対変換できないようなものが結構ある。
ごしゃかれる:叱られる
むつこい:かわいそう
ちょす:さわる
さらに、この辺になってくると、素人には品詞の種類すらなかなか特定が難しい。
がおった:非常に疲れた(
連用形のみ。「がおらない」などとは言わない)
あべ:行こう(
命令形のように見えるが、未然形のみ。「あぶ」「あばない」などとは言わない)
日本語の動詞なのになぜ活用がないのか、とか聞かれましても(-_-)
英語の場合、どうだろうか。アクセントの違う「訛り」や、単語・熟語を別の意味で使う「スラング」があることは知っているが、綴りからして全く異なる方言はあるのだろうか。
この手の話題に詳しいポスドクRに聞いてみたところ、
「ちょっと違うかもしれないけど」
と言いながら、いくつか教えてくれた。
例えば Ebonics。アフリカ系アメリカ人を中心に、今も使われる英語の方言らしい。
Tweakin' … Thinking
Sho … Sure
Axe … Ask
おお、山形弁 → 標準語の変換に、なんか似てる(^o^)
他にも Pidgin や Creole と呼ばれる移民由来の方言があるそうだが、日本語の方言ほど多様な変化ではないようだ。
人種の多様さと方言の多様さが反比例しているところが、面白い。
ボスにも聞いてみた。
ボス:そうねぇ。あんまり思いつかないわね。
・・・あ、Bye-Bye の代わりに Ciao! とかはどう? ・・・いや、それ英語じゃないし(-_-)
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- 2007/07/21(土) 04:30:56|
- 我愛加州 ―日米文化の常識・非常識
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