現在私が所属しているラボのボス J は、御存知の通り、女性である。アメリカといえど、女性ボスはそう多くはないが、珍しいというほどでもない。
ラボマネージャー R も女性である。これは普通(たまに男もいるけど)。
ポスドクは R、G、S、私の4人。1月にポスドク A(男)が企業に就職し、入れ替わりに S(女)が新たにラボメンバーになった。現在私以外の3人は女性。以前、調査結果を
日記にした通り、うちの Department に所属するポスドクは、男女比2:1。なので、女3男1はちょっと偏りがあるものの、女性ボスであることを考慮すると、おかしくはない。
大学院生が2人。これまでうちのラボで6年間研究を続けていた M(男)は、臨床医を目指すため、7月から研修中。したがって、今は2年目の C(女)のみ。ローテーションを終え、9月からうちに来る予定の B は女性。大学院生も男女比2:1なので、これも異常事態とまでは言えない。
結局私が指導することになった学部生 P(男)は、予想通り非常に優秀。だが、8月一杯でアルバイト契約は終了。
こうして、各々はそれほど不思議ではない状況が重なった結果。
9月から、
うちのラボはハーレム、じゃなかった(^_^)、正真正銘、男一人。ランランラン♪
喜んでいる場合ではない。
男女差別するつもりはない。事実、今までも女性優位
(<人数のことね)のラボではあったが、これまで非常に快適に研究を続けることができている。
誤解を恐れずに言えば、私の印象では女性研究者の方が全体にレベルが高い。女性はそれなりのレベルでないと生き残っていけないフィルターが、アメリカといえどもある程度はあるのだと思う。だから、discussion も結構楽しい。ちなみに、男はピンキリ(-_-;
ただ、やはり女性ならではの不都合というものはある。私が来てからというもの、うちのラボはなぜかベイビーラッシュで、なんと4年間で赤ちゃん5人誕生(^o^) 当然、出産休暇を取らざるを得ない。うちのラボのような小人数ラボの場合、各自がラボ運営に重要な役割を少なからず分担しているため、長期休暇を取る場合、いちいち引継ぎをする必要が出てくる。
男だって育児休暇を取れば同じことなのだが、研究の進展が滞るのを避けてか、
私のように3ヶ月も育児休暇を取る能天気な男はあまりみかけない。そもそも、ボスの趣味なのか、うちのラボにこれまで所属していた男は、私以外全員独身だし。
実は一昨日、ポスドク R のおめでた判明(^o^) 恐ろしい(?)ことに、大学院生 C と、新たに来る B は共に新婚さん。ポスドク S も年内に結婚予定。皆さん、おめでた予備軍な訳である。
今後の混乱が目に見えるようなので、こうなったらとっとと職を探して、なるべく早くラボを出て行きたいような気がしてきた。私が抜けた後の女性だけのラボというのも見てみたいし。
ついでにいえば、私の場合、家に帰っても女3男1(;_;)
気分的には女10男1(;_;) ・・・いえ、もう非常に快適な生活です、ほんとに。
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- 2007/07/28(土) 14:31:11|
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