ここベイエリアでも、この時期は毎週のようにあちこちで盆踊りが行なわれる。一昨日の盆踊り大会に参加した我が家、今年はこれで既に3回目。一家揃って浴衣&甚平で踊ってきた。
*ちなみにこの辺り、盆踊りだけでなく、桜が咲けば祝い、暮れには除夜の鐘をつき、周りには居酒屋や寿司屋や焼き鳥屋やラーメン屋がいくつもある。かつてミシガンに留学していた義妹が、我が家に来た時、
「ここはアメリカじゃない(-_-# 」
とお怒りになった所以である。
見れば、結構多くの人が、浴衣や甚平を着て参加している。一体どこから手に入れるのか、日本人以外で浴衣を着ている人もかなりいて、会場はとても華やかである。
クライマックスの盆踊りには、もちろん誰でも参加できる。炭坑節などの伝統的なものに加えて、創作っぽいものもいくつかあるので、飛び入り参加の人は、やぐらの上で踊るお手本の方達を見ながら必死でついていくことになる。
数週間前から何度か行なわれる練習会に参加している人たちは、老若男女皆上手に踊っているのだが、いくら浴衣を着ていても、踊りを見ると日本人かどうかが簡単に見分けがついてしまうのが不思議である。
上手いか下手か、ではない。日本人より「ノリノリで」踊っているアメリカ人もたくさんいる。でも、やっぱりなんか違うのである。
「サンバじゃないんだから」 と突っ込みたくなること、しばしば(^_^)
手つきと足の運びが全然違うんだよなー。ちょっとくらい調子が外れていても、日本人の手つき、足つきには、ある種の色気を感じてしまう。色気なんて、スタイルが良ければ出るというもんでもないんだなぁ、と実感させられるひとときである。
学生時代、陸上部の後輩の女の子がこんなことを言っていた。
「ボンッキュッボンッ、って憧れますよねー」
・・・そういうのは、スズメバチにでも任せておけば良い(^o^) 皆がそう思っているかどうかは知らないが、少なくとも日本人は、色気を感じる基準がちょっと違うと思うのだが、どうだろう。
大体、浴衣や着物を着たら、少々の誤差はどうでもよくなると思うし。
先の後輩の子、
「あたしは
キュッボンッボンッやからなぁ、どないしよー」
・・・そういう突っ込むに突っ込めないギャグはいかがなものかと(-_-)
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- 2007/08/08(水) 09:38:08|
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