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 毎週火曜日はラボミーティング。最新の論文を紹介するジャーナルクラブと、研究の進展具合を報告するプログレスリポートの二部構成になっている。
 ポスドクGが選んだ、今週のジャーナルクラブ用の論文。神経前終末でシナプス可塑性に重要な役割を持つことが知られているタンパク質のターンオーバーに直接的に関わる遺伝子を同定し、その性質を調べたものだが、まあ、それはどうでもいい。<研究者として、その態度はいかがなものか、と
 読み始めると、なんか記憶の隅をつつくものがある。
 
 あ、これ、もしかして。
 
 先週ある筋でえらいこと話題になった、あの論文だ!
 
 バイオサイエンスに携わる日本人の多くが、このニュースを目にしたと思う。知る人ぞ知る人気漫画家、荒木飛呂彦のイラストが、生命科学分野の三大メジャー誌(異論のある方もいるだろうが)の一つである「Cell」の表紙を飾ったのである。
 
 通常、専門誌の表紙は、受理された論文の著者が、論文の内容に関連する図あるいは写真を編集部に送り、その中からふさわしいと思われる物が編集部によって選ばれる。特定の論文の著者に、編集部から表紙の依頼が来ることもある。
 どうやら、この論文の著者である日本人ボスが、論文になった研究内容のイメージ化を、つてをたどって荒木飛呂彦氏に依頼したとのこと。
 あるタンパク質を選択的に分解する過程に重要であることから、Scrapper(壊し屋)と名づけられた遺伝子産物が、スタンドになってる!<わかる人にはわかる(^^)
 
 かっこいい。
 つてをたどれるこのボスもすごいが、こういうものを受け入れてくれる編集部もえらいと思う。
 
 
 何を隠そう、私の論文も、一度だけ専門誌の表紙を飾ったことがある。学位論文になったその仕事、もちろん nature や Cell などの超メジャー雑誌ではないが、それでも嬉しくないはずがない。
 同業者に自慢するのもちょっとどうかと思い、とりあえず身内に自慢してみた(^^)
  
義妹:それってもしかして、「TIME」 の表紙を飾るようなもん?
 
 んな訳ないでしょ。
 
義妹:じゃあ、「プレイボーイ」?
 
 プレイメイトになってどうする。
 
義母:えーっ!ちょっと、ほんとぉ?すぐ本屋に行って買ってくるわ!
 
 すみません。本屋にはちょっと売ってないかも。
 
義母:じゃあ、注文先教えなさいよ!近所に配るから!
 
 いや、ですから、私の顔写真が表紙を飾るという訳では(-_-;
 
妻:ねーねー、表紙って何書いてもいいの?
 
 そりゃ、論文の内容に即したものじゃないと。
 
妻:じゃ、マウスの眼球運動の研究なんだから、ドアップにしたマウちゃんの瞳の中にさりげなくあたしが映っている、っていうのはどう?
 
 アホか。ったく、そーゆーしょうもないことには頭が回るんだから(-_-#
 
義妹:さりげなくあたしも。
 
義母:あたしも。
 
 ・・・もう勘弁してください(;_;)
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  1. 2007/09/12(水) 04:50:49|
  2. 若気の至り ―蘇る黒歴史の数々
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