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今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

食欲

 
 陳腐な表現であることは百も承知だが、あえて誤解を恐れずに言うと、世の中には2種類の人間がいると思う。


 食に手間とお金をかけることを厭わない人と、それを重要視しない人。



 ついさっき、Berkeley の Chez Panisse から帰宅。知る人ぞ知る、カリフォルニアオーガニック料理の母 Alice Waters のお店である。誰に聞いても評判が良いし、一度行ってみたいと思っていたのだが、たまたまシカゴから遊びに来た知り合いが誘ってくれたので、渡りに船とばかりに行ってきた。


 うま♪


 詳細は近々更新される妻のブログを見てもらうとして、何が楽しかったかって、誘ってくれた二人がうちと同じ人種だったこと。かたや学位を取って2年目のポスドク K さん、かたや MBA の学生 Y さんというカップル。お金がないのは我が家と同じにもかかわらず、せっかくカリフォルニアに遊びに来たんだから、カリフォルニア料理発祥の地で食事してみたいという発想がうちと一緒。なんでも、1ヶ月前の予約開始と同時に Y さんが20分間電話をかけ続けたのだそうな。

 常日頃から、食べ物にかける情熱は並々ならぬものが有り、K さんに至っては、学位論文と同時に、ワインに関する論文まで書いたらしい。すごい。



 もちろん、食べ物は安くて美味いに越したことはない。要は自分の口に合うことが最も重要であり、現に我が家も、家族全員で腹いっぱい食べて飲んで $15 なんていうお店も大好き(^o^)『金も手間もかけずに美味しいものを食べたい』という欲求は、誰もが持っていると思う。

 問題は、『金や手間をかけないと食べられない』ものにどう対応するか。妻も私も、四万十川に行ったら意地でも鮎を食べるし、ニューオーリンズに行ったらちょっと怖くても生牡蠣とザリガニに挑戦する。オーストラリアに行った時はメニューにワニやカンガルーを探したし、長野に遊びに行った時は必死でざざ虫を食べられるところを探しだした(地元でもほとんど食べないらしい)。

 以前書いたとおり、妻と私には性格上一致する点がほとんどないのだが、食べることにかける労力に関しては意見が一致していて、実に嬉しい。




 大学2年の頃、陸上部の合宿で高知に行った。休養日は皆でレンタカーを借りて観光したのだが、食事の段になると、「こだわり派」と「無頓着派」で常に意見が真っ二つに分かれる。

 事前に調べておいた店が探し出せず、結局無頓着派に押し切られてケンタッキーで昼食を取る羽目になった恨みを晴らすべく、夕食は、高知といえばこれ、皿鉢料理のお店へ。


 無頓着派は、メニューで値段を見た瞬間、全員一番安い「お茶漬け」を選択。これに対し、こだわり派は当然のごとく皿鉢料理を注文し、隣のテーブルで舌鼓。

 払っている額が違うので当然と言えば当然なのだが、「鬼!悪魔!」とののしられようがなんだろうが、絶対分けてあげない(-_-)


 ところが。


 無頓着派が食べていたお茶漬け、我々も締めに注文したところ、これが美味かったのである。鯛のでかい刺身をのせた、鯛茶漬け胡麻だれ味。認めたくはなかったが、皿鉢料理より美味い。


 2連敗を喫したこだわり派の面々、合宿後半の成績の冴えなかったこと(;_;)
 
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  1. 2007/11/24(土) 10:27:10|
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