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好み

 
 11年前、新婚旅行を兼ねて行った「バスで行く阿蘇・高千穂・耶馬溪の旅」。渋めの選択だったためか、ツアー客の年齢層がかなり高い。

 高千穂のひなびた旅館で出された夕食は、山の幸満載♪ 岩魚のお造りにアマゴの塩焼き、山菜料理にカッポ酒と、妻と私は大満足だったのだが、周りの年配の方々、どうやら全てがお気に召さないらしい。いわく、

「なんでこんな、家で昔食ったようなもんばっかり食わなければならないのか」

 つまり、せっかく旅行に来たのだから、もっと特別な物が食べたいとのこと。

 じゃあ何が食べたいのかと思ったら、次の日泊まった別府のビジネスホテルで出された白身魚のフライやメンチカツに、皆さん、喜ぶ喜ぶ(^_^; 食後にメロンが出たといって、また大喜び。

 何が美味しいかなんて、人により、また状況により、全然違うものである。




 というわけで、懲りずにまたまた食の話。前回の日記で、妻と私の食に対する姿勢が似ていると書いたが、食の好みという点では、必ずしも一致するわけではない。

 昔、付き合い始めてまず驚いたのが、彼女が揚げ物をほとんど口にしなかったこと。私は天ぷらも唐揚げも串カツも普通に好きなのだが、まあ揚げ物は大学生協でも嫌っちゅうほど食べられるので、あえて二人で串カツ屋に行きたいとも思わなかった。


 あるとき、先斗町の小料理屋に行くと、「本日のお薦め」に美味そうな季節の天ぷらなんかが並んでいる。こっちが気を遣って注文しないでいると、お、自分で天ぷらを頼んでいる。

 やがて運ばれてきた山菜の天ぷら。黙ってみていると、この女、天ぷらの衣を剥いで食べている。


ポリ:・・・衣が嫌なら天ぷら頼むなよ(-_-#

妻:だって、中身は美味しいんだもん。


 皿の上に剥いだ衣だけが残っている状態が許せず、黙々と衣だけを食す私。


妻:やめなよ、衣だけ食べるの。

 一体誰のせいだと(-_-#




 今ではそれなりに何でも食べるが、当時は御飯やパンなどの炭水化物もほとんど摂らなかった妻。そのくせ和菓子、特に粒あんが大好きなので、時々朝食用にアンパンを買ってくる。

 黙ってみていると、周りのパンを剥がして、中のあんこだけ食べている。


ポリ:・・・だったら、小豆の缶詰食べれば?


妻:だって「この」アンパンのあんこが美味しいんだもん。


 皿の上にはちぎられたパンがてんこ盛り。やむを得ず、黙々とあん無しアンパンを食す私。


妻:やめなよ、そんなの食べるの。

 己のせいじゃ(-_-##




 一事が万事こんな調子だった妻が一時期凝っていたのが、コンビニで売っていた氷金時。シロップ入りの白いかき氷の真ん中に金時小豆が直径4cmくらいたっぷり入っている、カップの奴である。一時期これがいつも冷凍室に3、4個常備されていた。

 私だってかき氷も金時も好きなので、寝る前に食べようと思い、皆が寝静まった頃、冷凍室からカップを一つ取り出すと、なんか妙に軽い。


 ・・・真ん中の金時だけくり抜かれているし(-_-# しかも、3カップ全部(-_-##


 翌朝。


ポリ:氷も一緒に食え、アホ。氷だけ食わされる方の身になってみろ。


妻:だって「この」金時が美味しいんだもん。


ポリ:ふざけんな(-_-# 蓋あけて真ん中だけなくなっているの見て、どんだけ脱力したか。


妻:いいよ、無理に食べなくても。


 そういう問題じゃない。





 その夜。冷凍室から取り出したカップはとりあえず普通の重さだったので、さすがに反省したかと思い、蓋を開けた。


 ・・・ぎっちり氷だけ。わざわざ2カップ分の氷が詰め合わせてある。


 不覚にも笑ってしまったわ(^_^#
 
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  1. 2007/11/28(水) 05:21:00|
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