今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

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チャンピオン誕生秘話 -後編-

 
 ベイスポ掲載記念・TVチャンピオンプリン王誕生秘話 続き(^o^)


 TVチャンピオン出場が決まってから、妻の食生活、もとい、プリン生活は一変した。


 試合形式は、基本的には利きプリンである。1回戦のテーマは「コンビニプリン」。同じ器に盛り付けられたコンビニエンスストアで販売されているプリンを食べて、その商品名を当てる。事前にわざわざ出題されるプリンのリストが送られてきたので、「なんだ、出題範囲がちゃんとあるのか」と思ったら。

 その数、100種類(-o-)

 そ、そんなに売ってたっけ??? せっかくリストもらっても、出題範囲が狭まるどころか、逆に拡がったんですけど(-_-)


 収録前1か月分のプリン代が2万円支給されたのだが、本人いわく、あまり嬉しくなかったとのこと。まあ、それはそうかもしれない。普段は好きなプリンだけ食べていればよいのに、試合のために嫌いなプリンも食べなければならない。相変わらず主食がプリンであるところは変わらないのだが(^_^)、いかに妻といえども、一日に食べられる量には限界があるので、必然的に好きなプリンを食べる回数は減ってしまう。

 1ヶ月に2万円分もプリンが食えるのか、と思われる方もあるかもしれない。・・・愚問である(^_^)


 4月。1回戦収録のため、東京へ。出場者の中には、本職パティシエや Tokyo Walker 甘味部門担当編集者がいるとのことだったので、結果は本当に全然期待していなかったのだが、なんと2回戦進出決定。


 2回戦のテーマがすごかった。「一流パティシエ初公開!新作プリン勝負」 つまり、まだ世に出ていないプリンの味や香り、映像をヒントに、店の名前を当てるというのである。


 ・・・できんのか、そんなこと。


 さらに、仮に勝ち抜いた場合、翌日に行なわれる決勝戦も、都内の有名洋菓子店のプリンがバンバン出題されることを知らされ、さすがに一人では手が回らない、ということで、私も京都から東京に向かう。もう研究どころではない <いいのか?


 プリン友の会も、全面的に妻をバックアップ。決勝戦前日(2回戦終了直後)には、会員60名が都内某所に集まり、300個のプリンと共にプリンパーティー決行(ほとんど食べられなかったらしいが)。私も、娘をベビーカーに乗せ、プリン購入のため、都内の洋菓子店を渡り歩いた。えらい。


 そして、優勝(^o^)


 正直なところ、なんだかんだ言って、やっぱり優勝はすごいと思う。でも、これまでプリンに費やした費用と、最近のお菓子代を考えると、いただいた優勝賞金50万円では持ち出しかもしれない。


 よし。番組収録DVD、2泊3日$2で貸し出します(^o^)




<裏話その1>
 収録中、プリンの感想を求められる機会が何度かある訳だが、味や形状を表現するのに「ぐちゃぐちゃ」とか「ビラビラ」とかはNGワードなんだそうで、妻はNG連発していたらしい。もちろん、ネガティブな表現も御法度。そりゃまあ、新作プリンの評価に

「なんか得体の知れない味が・・・」

なんて言われたら、売れるもんも売れなくなるだろう。営業妨害で訴えられかねない(^_^)



<裏話その2>
 ベイスポの記事でも触れられていたが、番組の最後で田中義剛さんとこんな掛け合いをしている。

「あなたにとって、プリンとは?」

あたしをプリンセスにしてくれる、魔法のお菓子です」

 実は本人は別のセリフを用意していたのだが、「つまらない」という理由で却下されたらしい。結局言わされる羽目になったこの駄洒落、いまだにちょっと恥ずかしいとのこと。それはそうだろう。オンエアでこれを聞いたとき、のけぞったもん(^_^;



<裏話その3>
 オンエアの後。京都の自宅近くにあった行きつけのイタリアンレストランのシェフは、ランチを食べに行く度に、

「こんなプリンを作ってみたんですけど、何を入れたかわかります?」

と挑戦してくる。で、妻に

「白ゴマでしょ」「生クリームの味がする」

などと当てられては、感心していた。

 ま、あんまり褒めるのもどうかと思うので、一つだけ断っておくと、この人、全ての味覚が鋭敏な訳ではない。お世話になっていた京都の料理屋で、ヨコワとカツオの味の違いがわからず、大将に

「プリンだけかい」

と突っ込みを入れられてたし(-_-;
 
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  1. 2008/05/31(土) 04:14:42|
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チャンピオン誕生秘話 -前編-

 
 ベイエリア10万人の読者を誇る日本語新聞「ベイスポ」(公称3万部発行×家族3人ってことで)。手前味噌で心苦しいのだが、5月23日号の見開き1面「ベイエリアで暮らす」を飾る今週の人は、なんと、うちの妻である。

 このコーナー、ベイエリアで功成り名遂げた人を紹介するというのが主旨のはず。いくらTVチャンピオン優勝者とはいえ、こっちではブログでの甘物紹介くらいしかしていない妻が取り上げられるのはちと場違いな感も否めないのだが、そこはそれ、載ったもん勝ち(^o^)


 それでは、ベイスポ掲載記念・TVチャンピオンプリン王誕生秘話(^o^)


 以前にも書いたが、結婚当時、妻はかなりの偏食だった。悪い意味ではなく、例えば夕食時には炭水化物をほとんど口にしない、揚げ物は食わず作らず等々、健康的な偏食。更に、今では想像もつかないが、当時はつぶ餡以外の甘物をほとんど口にしなかった。


 ところが。


 女性は妊娠すると味覚が変わると聞くが、彼女の場合、好きな物はそのままで、毎回単純に守備範囲が広がる(^o^) 上の子のときは、突然プリンとパスタに目覚め、当時住んでいた練馬・池袋周辺、及びその後引っ越した京都の、ありとあらゆるケーキ屋(ケーキは相変わらず食べない。プリンだけ)&パスタ屋を制覇する。

 こうなると、とことんまでやってみたくなるのが人情というものである。比較的金のかからないプリンに照準を定め、コンビニで売っているプリンを中心に、独自の通信簿をつけ始める。そーゆーお遊びが好きな私も、仕事の帰りにコンビニに寄っては、新製品とおぼしきプリンを買って帰り、

「それはもう食べた(-_-# 」

とつき返される日々が続く(^_^;



 特筆すべきは、彼女の朝食。この人、

「一日の食事で朝食が一番重要」

をモットーに、元々朝から煮物・果物・ヨーグルトにアズキの缶詰一缶とか食べる人だったのだが、この頃からそれらに加えてプリン3個とか食べるようになる。朝はあまり食欲のない私からすると、なんか見てるだけで胸焼けがしてくる。


 昔の「チョーヤ・ウメッシュ」のCMを覚えているだろうか。工藤夕貴が冷蔵庫を開け、上から下までぎっちり並んだウメッシュを見て、

「こうなってると安心する」

とつぶやく奴。当時の我が家の冷蔵庫は、まさにプリンがウメッシュ状態だった。


 2000年10月、「ぷりん友の会」に入会(会員番号1821)。当初はただの一会員にすぎなかった彼女だが、大阪・神戸などで行なわれる関西支部会(プリンを何十個も持ち寄ってひたすら食べる会)に参加するうちに、その食べっぷりが友の会会長さんの目に留まり(^o^)、関西ローカルの情報番組で友の会の活動を紹介するときに、呼んでもらったりするようになる。・・・登場シーンはカットされていたような気もするが。


 2002年年明け。テレビ東京の看板番組(?)TVチャンピオンで「第1回プリン王選手権」が行なわれることになった。友の会会長さんから

「誰か出場したい方いませんか?」

というメールが、友の会メーリングリストに流れる。実を言うと、妻はそもそもあまり目立ちたい方ではない。目立ちたいのは私の方(^o^) このときも、なんとなく乗り気でない妻に

「やれ!やれ!」

とけしかけたのは、多分私。


 ちなみに、今回のベイスポインタビューやTVチャンピオンだけでなく、明石家さんまの「恋のから騒ぎ-人妻編-」のオーディションに応募させたり(二次面接で不合格になったが)、娘の写真が Palo Alto Daily に一度掲載されたのをいいことに、毎年盆踊りイベントの会場でカメラマンをチェックしたりと、自他共に認めるミーハーな私。別に縁の下の力持ちを気取っているわけではない。


 出ろといわれればいつでも喜んで出る。そーゆー話が私のところに来ないだけ(;_;)


(本業で目立ってくれ、本業で  by 妻)

                               続く
  1. 2008/05/28(水) 04:22:38|
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願い事

 
 一昨日、帰宅途中に、自転車を漕ぎながらふと前方北東の空を見上げると。


 なんと、流れ星一つ♪ 


 今の時期、流星群出現の予定なんてあったっけ?と不思議に思いながらも、来たるべき第二陣、第三陣に備え、あわてて心の中で願い事リスト作成。いつ流星雨に見舞われても大丈夫♪なくらい十分なリストを作り上げた。


 ・・・一つでおしまいですか?





 私、食欲と名誉欲はあるが、物欲はあまりない。幸いなことに、妻も昔から、

「あれが欲しい」「これが欲しい」

と要求するタイプではない。本人曰く、

「あたしは一点豪華主義だから、どうでもいいものはいらない」

 まあ、それはそれで厄介で、昔は誕生日や記念日にお手軽に花だの小物だのをあげると、

「余計なものはくれなくていい」

と怒られたものである。



 だからといって、「何もいらない」という訳でもない。



 私がコンピューターから目を上げたときに丁度目に入る位置に、1枚の紙が貼ってある。そこには、世界中で妻が行きたい場所が、嫌がらせのごとく、これでもかというくらいリストアップされている。

妻:だって、願い事は実際に書いて貼っておくと叶うって言うじゃない。

 聞いたことないんですけど。七夕と間違ってないか?

妻:えーーー? 常識でしょ、そんなこと。

 それを常識と言い切るところがすごい。

妻:ただの希望なんだし、別にプレッシャーかけてるわけじゃないから、いいでしょ。

 じゃあ、リスト中の数少ない既に行った場所にわざわざチェックしてあるのは、なぜ?

妻:ほら、あたしがこうやって書いたから、今までこれとこれは行けたっていうことじゃない。残りも近いうちに「絶対」行けるわよ。ね。

 ・・・ものすごいプレッシャーなんですけど(-_-) あ、じゃあ、私がここのプロフィールとかに「目標はノーベル賞」とか書いてるのも、効果あり?

妻:それは願い事じゃなくて、ただの妄想。


 差別反対。
 
  1. 2008/05/24(土) 04:17:17|
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教育コスト

 
 うちのラボ、御存知の通り、女性が多い。私と、間もなく学位をとってラボを出て行く大学院生Mを除けば、残り全員女性である(ボス・ポスドク3人・大学院生2人、育児休暇中のラボマネージャーも女性)。

 しかも、全員既婚。配偶者は皆この辺りの企業で働く会社員である。さすが、出来る女性は大学教員などと結婚したりしない(^_^;

 何が言いたいかというと、なんと皆さん、マイホーム持ち。ぎりぎりでローンを組んでいる訳でもない。それどころか、最近の話題は、家の買い替え。


 大学の研究室の話題じゃねえ(-_-#



 今更自分の甲斐性のなさを反省する気などさらさらないが(^_^)、もし近いうちに独立することになれば、私にとっても家を買うことは現実の話になってくる。


 アメリカで家を購入する場合、その地域の学校の教育レベルというものが非常に重要になる。Stanford 周辺は、全米でも比較的教育レベルが高い地域なので、このあたりであればどこに行っても大したレベルの差はないと思われるが、なんといっても世界に名だたる格差社会国家、下手なところに行くと洒落にならない。

 小学校低学年のうちは教育水準などあまり気にならなかったが、上の子も秋には4年生。しかも、私自身独立したポジションを探している以上、次に引っ越す場所は少なくとも5-7年、下手すると終の棲家となりかねない。ゆえに、今後住む場所を決める際には、いやでも慎重にならざるを得ない。

 もちろんこれは公立学校の話であり、私立ならまた話は別かもしれない。でも、恐らくは何百万もの金が必要な私立に対して、公立校ならアメリカの場合義務教育中の学費はただ。


 絶対、公立(-o-)




 これ、実は子供の教育のみならず、ラボ運営にも重要な話である。ボスいわく、

「教育水準の高くないところでは、良い学生さんを集めるのに苦労する」

とのこと。ラボを主宰してしばらくの間は、学部生及び大学院生が研究の主力を担う。大学院生はともかく、学部生のレベルは、おおよそその地域の教育水準を反映するらしい。


 なんか、思いっきり自分の首を絞めているような気がする。Job hunting の選択肢が狭まっていく(;_;)





 日本はどうなんだろう。自分が子供の頃は、まあ田舎だったせいもあるだろうが、少なくとも地域の中の小中学校の教育レベルなんて、どこにいっても似たり寄ったりだったような気がする。ましてや都道府県間の一貫した特徴などというものがあったとは思えない。

 でも、やれお受験だ、やれ学級崩壊だなどと騒いでいる昨今の状況を鑑みると、今や日本でも、「教育水準」が生活する場所を決める大きなファクターになっているのだろうか。





 そういえば、昨年末、東京在住(江東区)の友人宅にお邪魔したときに聞いた話は凄かった。


 うちの上の子と同い年の長男R君。区内の公立小学校に通っているのだが、1年生のときの担任が、指導要綱にまったく従わないことで有名な先生だったらしい。どうやらなんらかの精神疾患を患っていたようで、学校側もある程度は認識していたようなのだが、公務員なので馘にも出来ず、人手不足でクラスを持たない副担任にもできず、比較的被害が少ないという理由で、毎年毎年1年生のクラスを担当させていた。


 運悪く、R君がその先生のクラスになってしまった友人夫妻も、

「まあ、1年間の辛抱だから」

ということで我慢していた。


 ところが、2年生に進級し、ようやく普通の授業を受けられると思いきや、発表されたクラス担任はまたもやその先生。学校側に理由を問いただすと、

「来春定年を迎える彼が、どうしても上の学年を教えたいというので、まあ最後の花道だと思って許可した

 ・・・「最後の花道」の意味がまったくわからん(-_-#


 新しい学年が始まってすぐ。R君が毎日毎日えらいこと服を汚して帰ってくるのを不審に思った友人、よくよく話を聞いてみると、なんとその一週間、「1時間目から5時間目まで」、毎日「図工しか」やらなかったんだそうな。

 もちろん、同学年の他のクラスは通常授業。R君のクラスだけ、一週間ずーっとお絵描き。


 驚いた保護者達から報告を受けた学校側、さすがにまずいと思ったのか、校長自らR君のクラスを監視することにしたとのこと。その話を聞いたのは12月末だったが、とにかく他のクラスの「普通の」進行に合わせるのに、親の苦労が大変なものだったそう。

 ひょっとしたら、そのクラスから将来素晴らしい芸術家が生まれる可能性は否定できないが、はじめからそのつもりならばともかく、普通の親にとっては、いくら小学2年生でも、それはちょっと、ねえ・・・



 今の時代、日本でもアメリカでも、ごく普通の教育を受けさせることがそう簡単なことではないのかもしれない。
 
  1. 2008/05/21(水) 11:28:59|
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要約してはいけない

 
 長女がもらってきた蚕たち。現在、着々と繭製作中♪


 2日前、一つめの繭ができたよ~とラボで話していると、それを聞きつけたボス、いきなり

ボス:ファンタスティーック!

 相変わらず表現が大袈裟ですが、もしかして、欲しいんですか?

ボス:欲しい。すごく欲しい

 ・・・そうならそうと、もう少し早く言ってくれれば桑の葉調達の負担が減ったのに。

ボス:もし蚕くれたら、今度バナナスラッグあげるから

 え?もしかして、これですか↓
http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:Calif_banana_slug.jpg

ボス:そうそう♪ きゅうりとか食べてるの見てると、可愛いわよぉ♪

 前に一度、Muir Woods で見たことがあるんですが、5インチ(約13センチ)くらいありますよね。

ボス:それはミディアムサイズ。大きいのは8インチ(約20センチ)くらいあるわよ

 ちょっと欲しいかも(^o^)



 前にも書いたが、私、元々虫だの爬虫類だの両生類だの、その手の生き物が大好き。小学校の卒業アルバムには、遠足でヘビを振り回している私の写真があったと記憶している。


ボス:前住んでいた家の近くに、たくさんいるのよ。近々採りに行くから、少し分けてあげるわね


 交渉成立。



 昨日、約束通り蚕を4匹持ってきてあげると、ボス、大喜び。自分の部屋に誰かが来る度に、嬉しそうに見せびらかしていた。


 見せられた人が喜んだかどうかは、微妙(^_^;





 今日の話を簡潔にまとめてみる。

--------------------------------

「イモムシ、あげますね」

「じゃあ、あたしはナメクジあげる」


--------------------------------

 ・・・嫌がらせの応酬にしか聞こえないのはなぜ?
 
  1. 2008/05/17(土) 05:00:03|
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不測の事態

 
 NY での job talk の最中、轟音と共に、セミナールームの真上で突然工事が始まった。そういえば、Department の拡大に伴い、上の階をリノベーションしてるとか言っていたな(今回の job position 募集もその一環)。


 なにも、今やらんでも(-_-# というか、他に部屋はないのか(-_-##


 結局、job talk 中、断続的に轟音が鳴り響き、こっちはずーっと大声を張り上げ続ける羽目に。




 終了後、Search Committee の Chair が謝りに来た。

「悪かったね。えらいうるさくて」

 すると、別の教授が、

「いや、これは予期せぬ事態にどう対処するかというテストだったんだ」

 なるほど。そういう言い訳も成り立つわけですね。

「そのために、あえてこの部屋で発表してもらった訳だ」

 うそつけ、こら(-_-##



 「あえて云々」は冗談だったのだろうが、不測の事態への咄嗟の対応は、確かに重要なポイントであろう。この程度でぼろぼろになるようでは、先が思いやられると評価されても不思議ではない。


 私の場合、元がぼろぼろなので大した影響はなかったが <ダメじゃん





 大学で陸上部に所属していた私。専門種目の400Mハードルでは、一周400Mのトラックに、10台のハードルが35Mおきに等間隔で配置される。通常、各ハードルのインターバルを、歩数を決めて走る選手が多い。人によって歩幅が違うので、歩数も人それぞれだが、自分で歩数を決めることによって、リズム良く走ることができる。


 私のデビュー戦は福岡の平和台陸上競技場。予選3組中、私を含めた7人が第1組で走り終えた。続く予選第2組。ゴールした選手達の様子がどうもおかしい。よく聞くと、全員が口々に

「8台目のハードルの位置がおかしい」

と騒いでいる。

 調べてみると、競技補助員の手違いにより、8台目のハードルが10mも手前に設置されていた。


 私の組で走った人、誰も気がつかなかったのか(-o-)



 競技審判員の人が来て、

「大変申し訳ありませんでした。このままでは不公平が生じる可能性がありますので、すぐに予選のやり直しをすることができますが、どうしましょうか」

 いや、とんでもありません。そういった不測の事態に備えるというのも、選手として当然のことですし、その程度のことでタイムが変わることなどあり得ません。


心の声:こっちは死ぬ気でデビュー戦走ったというのに、今すぐもう一回なんて走れるか、あほ(-_-# いくらハードルが正しい場所に置いてあったところで、タイムが速くなる訳ないやろ(-_-##



 こうして、私のデビュー戦のタイムは、風も吹いていないのに「参考記録」となったのであった。
 
  1. 2008/05/14(水) 05:03:50|
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すんません

 
 私の研究テーマは「運動学習のメカニズム」。ヒトではなくマウス、しかもある特別な実験系を使っているので、job talk のように広い分野の聴衆を惹きつけなければならない場合には、いきなり自分の実験データからではなく、できる限り一般的な話から始める必要がある。


 かつては野球選手の写真で盛り上げていたのだが、ここ数回の発表では、昔取った杵柄ということで(^o^)自分の陸上部時代の試合の写真を使っている。つまり、

「トレーニングにより、フォームが矯正され、スピードが増し、記録が向上した。これも運動学習の一つの例である」
 
と始める訳である。さらに、

「もし当時、運動学習のメカニズムを知っていれば、世界陸上くらい軽く優勝できたのだが」

と、軽くジャブ(^o^) もちろん実際にはそんな単純なものではないが、そこはアメリカ。この程度の冗談は、軽く受け流してくれる。



 さて、今回の Job interview。Talk の直後、個別面談のため、ある faculty の部屋に入るや否や、

「君、ベストタイムはどれくらいだったの?」

 ずいぶんお茶目な人だなぁ。まだその話引っ張るか?と思いつつ、ベストタイムを答えた後、これもジョークの続きなんだろう、くらいの気持ちで

「いやあ、もっと早くこの研究始めていれば、世界陸上くらい出られたんですけどねぇ」

と偉そうに答えたところ、

「僕、1991年の世界陸上に出たんだけど」

 え?

「あれって、メカニズムがわかれば勝てるってもんじゃないと思うけど」

 いやもう、あれはただの冗談で。

「陸上って、そんな単純なものじゃないよね」

 はい、もう仰せの通りにございます。すみませんでした m(_ _)m


 冗談が通じねえ(-o-)


 この方、マジで1991年世界陸上東京大会800Mのアイルランド代表選手でしたわ。





 今回、faculty の方々との夕食は、高級イタリアンレストラン。5人でワイン4本空け、私も結構いい気分になって(<飲んだのかよ)、さあ解散。・・・と思いきや、2人がまだ飲み足りないらしく、レストランの向かいにあったスポーツバーへ。


「まだ飲むんですか?」

と聞いたら、

「『まだ』とはなんだ、『まだ』とは。雇わんぞ

 げ(-o-) すんません、すんません。私も行かせていただきます <そこまでしなくても良かったかも


 結局、更に地ビールジョッキ2杯御馳走になり、ホテルに戻って爆睡。翌朝、友人と会う約束を、思いっきりぶっちぎる。

 本当にすみません m(_ _)m > I 君@New York



 よく考えたら、これ、パワハラじゃないのか? ・・・ま、タダで飲めたから、いいんですけど。
 
  1. 2008/05/10(土) 05:04:19|
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到着

 
 ついに New York 初上陸。

 明日は再び Job Interview。


 「ニューヨークへ 行きたいかーーーー!」 <当然、福留アナ風

 「おーーーー!!」
 

 人生に対する真剣さが微塵も見えない自分が憎い。
 
  1. 2008/05/07(水) 11:56:08|
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蛙の逆襲

 
 前回の日記をトラックバックしてくださったここを読んでいて、ふと脳裏をよぎった、青春時代のほろ苦い思い出。



 私の通っていた中学では、理科の授業の一環として「蛙の解剖」があった。男子も女子も否応なく全員参加、かつ、材料は自分で調達しなければならない。


 どうせなら大物を解剖したいのが人情、いや男のロマン(^o^) 早速、でかいウシガエルの捕り方について、聞き込み調査開始。


「鶏肉で釣れる」 >母よ、すまん。冷蔵庫の鶏肉を盗んだのは私 m(_ _)m

「いや、大物ならトンボがいい」 <どんだけ大物を捕るつもりだったのか

「餌よりも時間が大切。でかい蛙は朝が早い」 <意味不明


 いろいろ試した挙句、結局たまたま足元にやってきた運の悪い中型ヒキガエルを網で捕獲(^_^;




 当日。理科教室は大小様々な蛙でいっぱい(^o^) 目的は、解剖して内臓の形状・位置などを確かめることと、坐骨神経の電気刺激による脊髄反射の観察なので、基本的にサイズは関係ない訳だが、ものには限度がある。


 アマガエルは無理 <女子に多かった



 さて、解剖終了後。仏様は理科教室の外に掘った深い穴に埋葬することになった。クラスメートの女の子たちの大半は、解剖だけでおなか一杯らしく、仏様の処理はなかなか気が進まない様子。ここは男を上げるチャンスとばかりに(?)、埋葬係を買って出た。

 理科の先生の厳命により、仏様を穴の中に投げ入れるのは厳禁。やむを得ず、穴を跨ぐ格好で、1匹1匹穴の底にそっと置いてあげることにした。


 女の子たちの賞賛の眼差しを感じながら、作業もほとんど終わりに近づいた時。


 なにかが胸ポケットから穴の底へ。


 あ。


 生徒手帳(;_;)


 慌てて拾おうと手を伸ばした瞬間。


 穴の壁が崩れ、バランスを崩した私の右腕は、数十匹の蛙の仏様の中にずっぽり(;_;) ただの仏様ではなく、全部開腹されていたもんだから、引き上げた腕はえらいことに(;_;) 逃げ惑うクラスメートたち。


 一瞬にして栄光の座から転落した私に、その日一日誰も近づこうとしなかったのはいうまでもない。



 ただのアホじゃないかと思う向きもあるやもしれぬが、私は蛙の祟りだと信じて疑わない。・・・まあ、この程度で祟られるようなら、ネズミの祟りはいかほどのものか、考えるだけで恐ろしいが。
 
  1. 2008/05/03(土) 05:00:57|
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