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今日も脳天気

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読書感想文

 
 日本に比べて2倍以上長いにもかかわらず、アメリカの学校の夏休みは宿題が一切ない。新年度を迎える8月末~9月は全員アホになってるんじゃないか、と心配になるほどの大胆なシステムである。

 残念ながら、日本語補習校から日本流の夏休みの宿題をたんまりもらっている長女は、アメリカ流の極楽サマーを享受することはできない。8月も後半にさしかかり、当然のごとく四苦八苦しているのが、読書感想文。





 正直な話、この読書感想文という宿題、私は自分がやるのも子供にやらせるのもあまり気が進まない。


 だって、面白くないもん <きっぱり


 本なんて、読んで面白ければおのずと感想が口に出てくるものである。それで十分。「原稿用紙3-5枚分」などと指定された書き物を前提にする読書なんて、面白かろうはずがない。学校側としては出しやすいのだろうが、安易な宿題の見本のようなものである。

 とはいえ、与えられた課題をこなすというのも大事なことではあるからして、ここは心を鬼にしてかからねばならない。





 今回、小学3年生の長女が選んだ話が、ペローの童話「青ひげ」。結婚したばかりの夫の留守中、入ってはいけないと言われていた部屋で夫がそれまでに殺した何人もの結婚相手の死体を見てしまった奥さんが、姉さんと兄さんのおかげで殺されずに済んだという、かなり残酷な話である。なんでこんな話を選んだのか理解に苦しむ上に、彼女が書いて持ってきた原稿には、ほんとに読んだのか疑いたくなる文章が、あちこちにちらほら。


「私は、この本を暗いところで読むとぎょっとして、明るい部屋に行って、閉じます」 <それじゃ、読んでないじゃん


「たぶん青ひげは青いひげがあるから青ひげという名前だと思います」 <いや、そこは疑問の余地がないだろ


「どうして死がいがぶらさがっている部屋に入ってはいけないかは、ぜんぜんわたしにはわかりません」 <あんたがどうしてわからないのかが、お父さんにはわかりません




 異次元ワールドはさらに続く。




「このおくさんは、お姉さんとお兄さんがいてラッキーだった。私もお姉さんがほしいのに、うちでは私がお姉さんなんだもの。妹がやりたいものばっかりしなきゃならなくて、大変です」 <あんたの愚痴かい


「おくさんのまつげは、なんかもようがついていますが、おくさんの兄弟はみんなふつうのまつげですから、どうしておくさんだけまつげにもようがついているのかがふしぎです」 <イラストレーターへのツッコミはいらん




 こんな斬新な感想文を提出させていいものかどうか、現在鋭意検討中。
 
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  1. 2008/08/20(水) 04:32:34|
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