今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

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父親由来

 
(前回の続き)

 23歳の頃、既に30台半ばと間違われるほどジジむさい落ち着いた雰囲気を醸し出していた私。長女の落ち着きの無さは、私由来であるはずがない。

---------------------------------------

 あれは確か、小学5年生の冬。


 清掃時間中、調子に乗って焼却炉の屋根に登った子供ポリ君。屋根に積もった雪を、下にいる友達に投げつけ、全部なくなったところで、燃えさかる焼却炉の煙突に手をつき、一休み。


 全治4週間の大火傷 <莫迦


 呼び出しどころの騒ぎではなかったような気が。





 あれは確か、小学4年生の授業参観日。


 授業中、一番後ろの席で、周りの友達としゃべりまくる子供ポリ君。担任のS先生は厳しいことで有名で、普段はよくひっぱたかれたりほっぺたをつねりあげられたりしていたが、この日は父兄の前ということで怒るに怒れず、しまいに顔を引きつらせながら、

「はい、そこの『しあわせさん』。話、聞いてる(-_-# 」


 家に帰って、母に大目玉。

「あんなに恥ずかしい思いをしたのは生まれて初めてだよ(-_-## 」




 さらに記憶は遡る。


 あれは確か、小学2年生の頃。


 学校の帰り、友達 I とつるんで、大通りでバスの前に飛び出し、バス停じゃないところでバスに乗ることに挑戦していた子供ポリ君 <莫迦


 何回かやっているうちに、学校に通報され、学年集会で全員の前に呼び出される。


「皆さん、この『おさむらい』と『めだまやき』が、一体何をしたか、わかりますか?」


 I がおさむらい、子供ポリ君がめだまやき。・・・なんかこう、いわれのない差別を感じるんですけど。

----------------------------------


 一昨日の四者面談。先生がなにかおっしゃるたびに、記憶がフラッシュバックし、まるで自分が言われているかのような錯覚に陥る。


 娘よ。すまん。もしかしたら、君には父の要らん血が流れているのかもしれない <鉄板
 
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  1. 2008/09/27(土) 04:43:40|
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呼び出し

 
 先々週、新年度が始まるにあたって、学校の先生と保護者との顔合わせ会「Back To School Night」があった。


 長女の通う小学校は、公立であるにもかかわらず、授業の進め方・生徒の指導方法などはかなりの部分が担任の先生に委ねられている。やることさえやっていれば、指導要領を逸脱しても構わないし、Progress Report、すなわち通知表を渡される頻度も、クラスによって違う。

 今年の長女の担任の先生は、優しさと厳しさが同居している、なかなか好感の持てる年配の女性。子供達の頑張りをきめ細かく見ていきたいということで、2週間に一回 Progress Report が来るとのこと。去年は2ヶ月に一回、しかも途中で担任の先生が体調を崩したせいで、結局1年で3回くらいしか渡されなかったのに比べると、えらいプレッシャーである。さすがは4年生。

 しかも、各教科の評価が70点以下の場合、あるいは生活態度に問題がある場合、その都度ミーティングをしましょう、とおっしゃる。平たく言えば親が呼び出しを食らう訳である。
 
 
 で、先週金曜日。第1回 Progress Report が来た。・・・いきなり呼び出し(;_;)


 成績は、まあ仕方がない。英語の読み書きは問題ないくせに算数がダメというのが、とても日本人とは思えないが、わからないところをわかるようにするのが勉強なんだから、わからないところがはっきりしている方が、かえってやりやすい(と無理に自分に言い聞かせてみる)。


 問題は、相変わらず成績以外のところにもクレームがついていること。

-Listen carefully 話をよく聞け
-Follow written directions 問題をよく読め
-Work quietly 静かに勉強しろ

 おのれは1年生のときからなぜ評価が変わらんのだ(-_-#


 新4年生呼び出し第1号ということで、明日学校に行ってきます(;_;)





 それにしても、この落ち着きのなさは、一体誰に似たのか。妻は

「あたしは小さい頃は優等生だった」

と主張。まあ、この人、人生のピークは中学生のときだったらしいから、あながち嘘でもあるまい。



 私だって、親が呼び出されるようなことはした覚えがない。はず。・・・あれ?


 記憶が走馬灯のように蘇る・・・ (続く)
  1. 2008/09/24(水) 04:55:32|
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相談相手

 
 先週月曜日からプレスクールに通い始めた、次女。USシチズンであるにもかかわらず、ほとんど英語がわからない彼女、これまで自宅で蝶よ花よと育てられたせいか、社交性もいまいち。生まれて初めて誰も自分の言うことを聞いてくれない環境に放り込まれ、3日目以降、強烈な拒否反応を示している。

 6年前、長女も似たような状況で同じプレスクールに行き始めたのだが、長女は日本で1歳から保育園に通っていたせいで、ある程度社交性があったのだろう。英語は全然わからなかったはずだが、最初の2、3日泣いただけで、「行きたくない」とは言われなかった。


「今日はプレスクール行かない」

と、毎朝大騒ぎをしている次女、行けば行ったで、ずっと泣いている訳でもないようなので、要は連れて行くまでの問題なのだが、なにか良い方法はないものだろうか。そうだ。ボスとポスドクGの娘は、共に1歳上。経験上、良いアドバイスをもらえるに違いない。


 まず、ポスドクGに聞いてみた。

G:Really??? My daughter did not cry from the beginning. I WAS REALLY PROUD OF HER.

 自分の娘がいかに新しい環境にうまく適応できるかを、およそ5分間力説。 しまった。こいつに聞いたのが間違いだった。



 ここはやはり、ボスに聞いてみよう。

ボス:Yeah, it happens. They have some ideas for such things in ○○○’s (娘の名前) preschool.

 おー、さすが、対応が大人。

ボス:Actually, I AM REALLY PROUD OF ○○○, because she always …

 自分の娘が新入りの子に対してどれほど親切に接してあげているかを、およそ10分間力説。・・・本質的にGと変わらん(-_-;



 アメリカで子供の話を始めると、この

“I am proud of 我が子”

というのを、耳にたこができるほど聞かされる。日本語で言えば

「自慢じゃないけど」

だろうか。


「自慢じゃないけど」

と言われれば、

「自慢やんけ(-_-# 」

とツッコむこともできるが、

「自慢だけど」

と言われると、返す言葉もない。




 この国の連中、育児相談の相手としてはまったく役に立たん(-_-#
 
  1. 2008/09/20(土) 04:47:46|
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異文化伝承

 
 うちの Department を含むスタンフォードの神経科学研究に対して、政府関連の大きな予算がもらえることになったらしいのだが、それに際して、うちのボスがお偉方の皆さんにプレゼンをする代表の一人に選ばれたとのこと。相手が相手だけに、あまり専門的な話をするよりは、キャッチーなトピックで盛り上げた方が良いのは自明の理である。


ボス:視覚的に訴えかけるようなアナロジーで、うちのラボの大きなテーマである「行動と分子をつなぐ神経回路を理解することの重要性」を主張してみたいんだけど、何か良い例えはないかしら。


 つまり、全体を構成する各部品(遺伝子・タンパク質・細胞)及び最終的に何が起こるのか(生体の行動)が比較的よくわかっている場合、あえてその中間を理解することがどれだけ重要なのかをうまく説明したいらしい。

 例えば、コンピューター。抵抗やコンデンサ、ダイオードなどの各パーツについてはよくわかるし、コンピューターの操作も大体わかる。内部で何が起こっているかを良く知ることで、活用の幅が拡がる。


ボス:っていうのを考えてみたんだけど、なんかいまいちなのよね。何か持って見せたりしにくいし。


 じゃあ、料理なんかどうですか? 片手に小麦粉・卵・バター、もう片方にパンでも持って、腕を磨けば料理の幅が拡がり、かつ材料に対するより深い理解にもつながる、とか。


ボス:あたし、料理苦手なのよね。


 そういう問題ですか(-o-)



 1時間ほどして、ボスが興奮気味に戻ってきた。


ボス:ねえねえ、あのときのオリガミはどう?


 あー、あれなら面白いかも(^o^)


 約6年前、1ヶ月のハネムーンから帰ってくるボスをサプライズで祝おうと、当時渡米したばかりの私を入れた4人のラボメンバーで、留守中のボスの部屋を飾りつけした。私の担当は折り紙。日本人なら誰でも一度は作ったことのある、こんな奴↓をたくさん作って、天井から吊るしたり、デスクに置いたりした。

origami1


ボス:あれ、後でバラしてみたんだけど、パーツ一つ一つは単純よね。


 そうですね。組み合わせ方を覚えれば、いろんなバリエーションもありますし。


ボス:あたしは二度と復元できなかったし。


 ということで、現実逃避を兼ねて、実験スケジュールをやりくりして、上の箱を作ってあげた。ついでに、やはり定番の鶴と、そのちょっとしたバリエーションの恐竜も作ってみた。

origami2


ボス:もしかしてイヌとかネコとかも作れるの?


 あいにくネコは知りませんが、イヌならなんとか。あと、カエルとかペンギンとか。


ボス:ファンタスティック! 急がなくて良いから、作ってくれると嬉しいわ。


 いいですけど、それってプレゼンテーションとなんか関係あるんですか?


ボス:全然。うちの子供たちが喜ぶと思って。


 でしょうね。


 そこにたまたま通りかかったB教授。折り紙を見て、アメリカ人らしく、実際に思ってる9割増しで褒めた後、


B:あー、やっとわかった。こういうときのために彼みたいな日本人ポスドクを雇ったのか。

ボス:・・・もちろんよ!


 そのはなんですか? ジョークで切り返すなら即答してくれないと、なんかホントみたいじゃないですか。
 
  1. 2008/09/17(水) 04:41:58|
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そういう季節

 
 朝、口笛を吹きつつ大学構内を歩いていたら、たまたま日本人の知り合いに声をかけられた。


Sさん:・・・朝から「Love マシーン」ですか?


 まあ、そういう気分の日もある(^_^)


♪明るい 未来に 就職希望だわ~


 ・・・いや、マジで(;_;)
 
  1. 2008/09/13(土) 04:31:24|
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プラスチック

 
 「頭が柔軟だ」という褒め言葉がある。「頭」を「脳」あるいは「神経回路」、「柔軟」を「変化し得る」と言い換えると、これは科学的に根拠のある褒め言葉となる。


 脳の神経回路では、信号伝達効率から形状に至るまで、状況に応じて変化し、それを維持するという現象が観察される。これを「可塑性」という。ここでいう「状況」とは、通常ある特定の刺激を繰り返し与えることを意味する。子供が新しい環境であっという間に言語を習得するのも、神経回路の可塑性のなせる技と考えられるし、犬に餌を与える際に毎日ベルを鳴らしていれば、そのうちベルを鳴らすだけで飛んでくるというような条件反射行動も、可塑性によって成り立つと想定されている。


 ちなみに、「可塑的」は英語で plastic。

「お前の脳はプラスチックだ」

と言われても、決して莫迦にされたと思ってはいけない(^_^)





 こういった可塑性は、日常生活においても垣間見ることができる。


 学生の頃、関西では「探偵ナイトスクープ」という人気深夜番組があった。視聴者の日常的な疑問を探偵が解決するという趣旨の番組なのだが、あるとき、こんな質問が寄せられた。

「トラックがバックする時、なぜ『ガッツ石松』と連呼するのか?」

 もちろん、実際には「バックします」という音声が流れる訳だが、「ガッツ石松」だと言われてみると、確かにそう聞こえる。番組の中で、トラックのバックするときの音声と「ガッツ石松」が何度も繰り返されているうちに、どうやら私の脳の聴覚入力刺激を認識するプロセスが可塑的な変化を起こしてしまったらしい。

 その後、トラックの「バックします」を耳にする度に、頭の中では「ガッツ石松」が連呼される(-_-;



 相変わらず「そもさん!」「せっぱ!」のやりとりを強要される、次女との会話。先週末も、San Jose の Tech Museum 近くを歩いている間、目に入ったあらゆるものの歌を歌わされた。


次女:(馬の銅像を見つけて)馬の歌、歌って!

ポリ:♪おうまの おやこは なかよし こよし♪

次女:(路面電車を見て)電車の歌、歌って!

ポリ:♪せーんろはつづくーよー どーこまーでーもー♪

次女:(空を見上げて)雲の歌、歌って!

ポリ:・・・雲? あったっけ、そんな歌?

次女:早く!

ポリ:♪あーたまーを くーもーの うーえに だーし♪

 歌い始めてから、やばい歌を選択してしまったことに思い至る。実はこの歌、子供の頃に変な覚え方をしてしまい、正しい歌詞を覚えていない。

ポリ:♪おーわりなーきよの めーでーたーさを♪

 ・・・確か、お正月の歌ぢゃないよな、これ(-_-;

ポリ:♪おーてて つーなーいーで みな かえろー♪

 ・・・夕焼け小焼けになっちゃったよ(;_;)

ポリ:♪からすといっしょに かえりましょー♪

次女:も一回!

 こうして、次女の脳に新たな可塑的変化が生じ、間違った歌が歌い継がれていくのであった。



 皆さんも私が歌ったとおりに5回ほど歌ってみてください。二度と正しく歌えなくなります。脳の可塑性を実体験してみたい方、お奨めです♪
 
  1. 2008/09/10(水) 04:37:55|
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不労所得

 
 Clean Air Cash 申請完了。


 スタンフォード大学では、限られた駐車スペースの奪い合い解消及び環境問題への積極的関与を目的として、自家用車以外の手段で通勤・通学する人に報奨金を出す Clean Air Cash というプログラムがある。年間 $282 ももらえるので、他のことは忘れても、この登録だけは毎年絶対に忘れない。四半期毎に申請する必要があった数年前までは、カレンダーに印つけていたくらい(^_^)


 こういった小金を稼ぐことのできる機会は、アメリカでは意外と多い。得体の知れない怪しげなものに手を出す気はないが、大学の後ろ盾のあるまともなプログラムであれば、それを逃す手はない。


 BeWell@Stanford という、スタンフォード被雇用者を対象とした健康状態に関するサーヴェイに協力して、$150 ゲット(^o^)

 スタンフォード所属のポスドクネットワークと企業との連携プログラムのアンケートに答えて、Barnes&Noble の gift certificate $100 分ゲット(^o^)

 $25-30 の謝礼をもらえる心理学や生理学実験の被験者なら、かなり頻繁に募集している。

(マラリアワクチンやインフルエンザワクチンの臨床テストボランティア募集も時々見かけるのだが、既に外国で認可されている薬の確認作業の意味合いが強い日本のフェーズワンと異なり、こちらの臨床テストは真の意味での「新薬」だったりするので、さすがの私もたかだか数十ドルの謝礼を目当てに命を危険にさらす気はしない(^_^; )



 スタンフォードだけではない。ヒスパニック人口が多い割には世帯あたりの平均収入がおそろしく高いこのエリア、低所得者を対象にした公的なディスカウントプログラムがいろいろある。

 例えば、Palo Alto の Fee Reduction Program。市が主催するプログラムの費用が、年収に応じて、25-75%まで割引される。我が家の収入だと、多くのプログラムが50%割引。子供のサマーキャンプやリクリエーションクラスは数百ドルかかるので、結構でかい。


 固定電話のフラットレートも、渡米後数年は50%オフで、月々たったの $5 強だった。これだって、年間 $60-70 の節約になる。


 こういうちまちました不労所得や貧乏割引を潔しとしない人もいる。書類を揃える労力に見合わないとか、何より「収入が少ない」ことを実感させられるのを嫌がる日本人もいると聞く。


 「研究者」と書いて「そのひぐらし」と読む世界にいるわたくし、その類のプライドはまったく持ち合わせていない。もらえるもんは何でももらう(^o^) 大体、金持ちの研究者なんて、聞いたこともないし。


妻:じゃあ、なんでこんな地価の高いところで皆家買ったりできるのよ? スタンフォードにヘッドハントされた教授なんて、年収30万ドルもらってるらしいじゃん。

ポリ:(耳を塞いで)金持ってる研究者なんて、絶対聞いたことないもん。

妻:(-_-#


 ちなみに、自分のポリシーに反するので御馳走してもらうのを断るという方も時に見受けられるが、わたくし、そういうポリシーも持ち合わせていないので、遠慮なく御馳走してください m(_ _)m
 
  1. 2008/09/06(土) 04:41:01|
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 子供に勉強を聞かれても、中学生くらいまではなんとか教えられるんじゃないかと思っていた。


 現在、長女は小学4年生。・・・既にいっぱいいっぱいかも(;_;)



長女:今、学校でドゥデクヒードゥルンやってるんだけど。

ポリ:・・・ちょっと何言ってんだかわからない(-_-)

長女:だから、ペイパーのピースでドゥデクヒードゥルンを作るプロジェクトをね、

ポリ:・・・常日頃から言ってるだろ。もっときちんと発音しなさい。


 何のことはない。こっちの語彙と聞き取り能力に問題があるだけの話である。



 英語はまあ仕方がない(のか?)。事前にテクニカルタームを調べておけば、まだなんとかなる。ところが、問題はそれだけにとどまらない。


 例えば掛け算。「一クラス18人で3クラスなら、生徒は全部で何人ですか」という問題を解く場合、式は、

18x3=54

 つまり、

18(人)x3=54(人)

 このように第一項と答えの単位が同じになるように式を立てるよう習った記憶がある。しかし、こちらの学校では、

3x18=54

と、順序が逆になるのである。


 例えば分数。2/5は、日本語なら、

「5分の2」

だが、英語なら

two-fifth

あるいは

two over five

となる。

 些細なことに見えるが、これらの順序の違いは、教えるときに苦労の種になる。



長女:なんで分数は下から読むの?

ポリ:意味を考えてみい。まずケーキを5つに割るやろ? そのうち2切れを取る訳や。『5つに割ったうちの2つ』と考えればわかるやろ。

長女:じゃあ、どうして英語では上から読むの?

ポリ:・・・アメリカ人は頭悪いからな。意味まで考えられへんねん。


 怒られそうだ。




 考えてみれば、英語の語順そのものが、日本語とは真逆なことが関係しているのかもしれない。


 例えば、相手に想いを伝える場合、日本語ならまず、

「あなたが」

と、目的語が先に来る。何を対象にしているかを先に伝え、

「好き」

 自分の動作は後回しとなる。これに対し、英語ならまず、

I love

「私は好きなんだぁ!」という結論を先に持ってくる。誰を好きなのかは、この時点ではどうでもいい(^_^;




 仕事で文章を書くときにも、この「順序」というものがしばしば問題になる。英語で文章を書くときには、結論を先に持ってくるのが普通。科学論文は日本語でも英語でも一番先に Abstract あるいは Summary という体裁をとるので、全体としては納得がいくのだが、段落などの小さい単位でも、

“Have a topic sentence first”

とよく注意される。


 日本人としては、文章の組み立て方は「起承転結」が基本。状況説明から始め、外堀を埋めてから、重要なことは後半に持ってくるのが好みだったのだが、ボスいわく、

“You don't need a surprise”

 つまり、

「ここは普通、ここも普通、これも普通、ところが、ほーらびっくり!

みたいなオチはいらんということらしい。



 私からすれば、いきなり何の根拠もなく結論を持ってくる方が、余程サプライズなんだけどなぁ。
 
  1. 2008/09/03(水) 04:56:13|
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