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今日も脳天気

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不況の影

 
 一向に立ち直る気配の見えないアメリカ経済。一見無関係かと思いきや、アカデミアにおける研究にも、様々な影響が出てきている。

 昨日のボスとのミーティングでも、研究の話はそっちのけで、先週の教授会に関する愚痴を聞かされることとなった。


ボス:今までずっと無視し続けてきたんだけど、ついに最終通告が来たわ。

 なんか深刻そうですね。


ボス:研究費を食べ物に使うことが禁止されたのよ。最初に言われたのは去年の12月だったんだけど。

 ・・・それ、無視してきて大丈夫だったんですか?


ボス:だって、不便じゃない。午前中のラボミーティングでマフィンとか食べられないのよ。

 朝御飯くらい自宅で食べてきてください。




 実際、年明け早々1月7日付で、Med School の会計担当部署から

・ミーティングその他のイベントでの軽食・ドリンクの提供を一時停止する
・例外的に食事の提供を認める場合でも、コストを下げる努力をする
・食事時に行なわれる予定のイベントの時間を変更する、あるいは弁当持参にする

という、これまでの Stanford ではあり得ない通達が流れた。学部レベルでこのような締め付けがされるのだから、各研究室でも同様の努力をすべしということらしい。

 まあ、冷静に考えてみれば、ラボの誰かの誕生日の度に、ケーキやらシャンペンやらを研究費で買えるという状況が異常だったといえないこともないが。


 面白かったのは、その通達の中の一文。

We will ask that event organizers be sure to indicate whether food will be provided so that you may plan ahead.

 つまり、参加するかどうか前もって決められるように、当該イベントに食事が提供されるかどうかをきちんと示すように幹事に指示しますよ、とのこと。食べ物が出ないと参加者が激減することを暗に認めている開き直りが、素晴らしい。





ボス:あ、でも、ポスドク候補者のインタビューのときは、今まで通り研究費で食事代は落とせるみたい。ただね、アルコールがうるさいのよ。確か一人$15までだったかしら。ボトルはおろせないわね。

 おろさなくてもいいですよね、ボトルは(^_^;


ボス:明日のポスドク候補者とのディナー、あなたが一緒に行くことになってるけど、・・・アルコールなしでも大丈夫?

 私がアルコールが入らないとしゃべれないみたいに言うのはやめてもらえませんか(-_-#


ボス:どうしても飲みたいなら、デパートメントの会計責任者と交渉すればなんとかなるかも・・・

 だから、誰もそこまで飲みたいなんて言ってないじゃないですか。意味もなく事務方との関係を悪化させるような真似はさせないでください。ところで、どこのレストランに行くかは決まってるのですか?


ボス:まだ決めてないけど、「リーズナブル」なところじゃないと駄目らしいのよ。まあ、リーズナブルかどうか、なんて誰が決めるか知らないけど。ふふ。

 あーなるほど。こういうときに使うんですね、“Who knows” って。



 ま、せっかくだから、今日は今後1年分のラボミーティングのマフィンの分くらいは食べてくるとしますか(^o^)
 


追記:さっき、研究費用のクレジットカードを取りに事務に行ったら、事務のおばちゃんにまで

「あんまり何本もワイン空けたりしないでね」

と言われた。・・・一体私のことを何だと思っているんだ(-_-)
 
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  1. 2009/01/21(水) 05:46:14|
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