今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

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存在の耐えられない軽さ

 
 研究者にとって、名前は個体識別のための大切な道具である。


 私は以前、真剣にミドルネームをつけようと思ったことがある。なぜか。私の名前は、個体識別の役に立たないのである。カトウさん、多過ぎ(-_-#


 NIH が運用している Pubmed という検索サイトでは、ラストネームとファーストネームのイニシャルを入力すれば、研究者の論文業績を調べることができる。


 「kato a」と入力してみる。・・・1338 件ヒット(-_-;  せめてもの抵抗に、私は仕事上「katoh a」を使用しているが、それでも 180 件ヒットする。このうち私の論文はわずかに 17 本。探せるもんなら探してみろ、という感じである <威張ってどうする


 個体識別のために涙ぐましい努力(?)をしている人もいる。前述の通り、ミドルネームをつけると、個体識別能は格段に上がる(外国人の名前が比較的まともにヒットするのはミドルネームのおかげである)。日本人でも仕事上ミドルネームをつけることはまったく問題ないが、つけるならキャリアの一報目から統一しておかないと、あまり意味が無い。学部生あるいは大学院生のときに、

「『ポリ』というミドルネームをつけたいんですが」

と教授に言えるような度胸のある人は、そう多くはなかろう(^_^)


 ちなみに、「katoh ap」で検索したら、ヒット数ゼロ。しまった、ポリにしときゃ良かった (-o-)



 凄い人もいる。同じ「カトウ」で、スペルは「cateau」。 ・・・フランス語読みである。ここまで来ると、さすがに思いつかない。


 まあ、私なんかまだマシな方かも。研究者の友人のYさんなんか、ラストネームとファーストネームのイニシャルで検索してみたら、8271 件ヒット(^_^; このうち何本が御本人の論文か、Yさんに聞いてみよう♪ >ほとんど嫌がらせ


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  1. 2009/03/28(土) 04:33:12|
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天職

 
 我がラボ出身の出世頭、E。 “The Scientist” の Scientist to Watch というコーナーに、3月1日付でインタビュー記事が掲載された。


 2年前に27歳の若さで MIT の Assistant professor になった後も活躍を続け、既に「未来のノーベル賞候補者」の呼び声も高い。


妻:そういえば、うちにも確か「自称・未来のノーベル賞候補者」がいたはずだけど。あたしに人を見る目がなかったのかしらねぇ(-_-)


 こらこら。信じる者はすくわれるって常々言ってるやろ。


妻:「足もとを」でしょ。何回も聞いたわよ(-_-#


 しまった。読まれていたか。それなら、ほら、つい最近、とある新聞のインタビューを受けたじゃないですか。6段ぶち抜き・1ページ丸ごと掲載なんだから、Eより凄いぞ。


妻:あんなもん、数に入れるな(-_-#




 ベイスポとノーベル賞の因果関係はともかく、そのインタビューの中で、「もし今の仕事に就いていなかったら」という質問があった。

「噺家」

と答えておいたが、よく考えたら、吃音の私に噺家など務まるはずもない。


 あ、もし私に絵心があったら、 サイドバーにもあるようなこんな感じで


「日本漫画史上初!ポスドクが主人公の痛快冒険譚!怒涛の新連載『今日も脳天気』」


とか描いてみたいかも。




妻:Academic job search を諦めたからって、まさか・・・


 冗談に決まってるでしょ。・・・その前に、job search 諦めてないっちゅうの(-o-) 上記のインタビューのときだって、サイエンスについて熱く語る私に、インタビュアーの人が、

「今のお仕事が天職ですね~」

と感心していたくらいだし。



 ん?待てよ。「今」の仕事?



 ポスドクが天職だったら、ちょっと困る。
 
  1. 2009/03/25(水) 04:54:29|
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従者来米

 
 3日前から遊びに来ている義妹。


義妹:飛行機空いてたよ。真ん中の4列座席、両端しか客がいなかった。


妻:良かったじゃん。横になって寝れたんじゃないの?


義妹:でも、反対側の端に座っていたのが、すごいおじいちゃんでさ。


妻:いいじゃん。仲良くすれば。


義妹:でもほら、お年寄りって死臭がするじゃん。


妻:死臭? 加齢臭でしょ。


 殺すな、殺すな(^_^;

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 今回、妻が義妹に頼んだお土産というのが、綿毛布。「なんで1枚しか持ってこないのよ(-_-# 」とお怒りの妻だが、あんなかさ張るもん、そう何枚もスーツケースに入るもんではない。(本当は敷布団をリクエストしていたらしい)


 以前にも書いたが、この二人の主従関係はまるでアラジンとランプの精のよう。下克上のない、戦国武将とその家来と言ってもいい。物心つく前から、妻が義妹にカースト制度を刷り込みしていたおかげで、姉への絶対服従を疑問に思わなかったとのこと。


義妹:小学生の頃、お姉さんに「今日発売の『週マ』買ってきて!」って命令されてさ。あたし、『週マ』ってなんだかわからないから、「え?シュウマイ?」って聞き返したら、すっごい怒られて・・・


妻:どこの小学生が、妹に「新発売のシュウマイ買って来い!」なんて頼むのよ。


義妹:で、「あ、そういえばお姉さん『マーガレット』読んでたな」と思って、月刊マーガレット買って帰ってきたら、すっごい怒られて・・・


 「マーガレット」まで辿り着いて、なんで「月刊」買って来る?
 


 賑やかな家がますます賑やかになっている、今日この頃。
  1. 2009/03/21(土) 04:34:37|
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バブル希望

 
 3月も半ばを過ぎた。Job search、ギブアップ寸前(;_;)


 例年ですら倍率100-200倍のアカデミックポジション、聞くところによると今年は軽くその倍はいっているとのこと。そういう状況でも Interview に呼ばれる人はいるのだから、自らの不徳の致すところと言ってしまえばそれまでなのだが、それにしてもきつい。


 大学入試って、広き門だったんだなぁ(-o-)


 アメリカにこだわらなくても、とアブダビやドバイを勧められたりもするのだが、こういうのを見るとちょっと考えてしまう。



 最近は、会う人毎に企業への就職を勧められる。スマートな人ほど、さっさとアカデミアに見切りをつける、あるいはいったん象牙の塔から距離を置いてみるという話も聞く。

 でも、企業だって今は大変な時期である。特にアメリカの場合、つい最近まで明らかなバブルだったせいで、現状とのギャップは激しい。先月のニューヨークタイムズの記事によると、ビジネスに欠かせない「Power lunch」と呼ばれる商談兼食事会において、勘定を誰が支払うかを決めるのに「Credit card lottery」という今ではあり得ないようなゲームが行なわれていたらしい。



 食事を終え、支払いの段になると、皆がおもむろに財布からクレジットカードを取り出し、テーブルの上に置く。テーブル担当のウェイターに1枚選ぶように指示し、選ばれたカードの持ち主、すなわち「勝者」の名前が、レストラン中に響き渡るようにコールされる。時には $1000 を超える支払いを一手に引き受けることを皆に知らしめることで、ライバルたちに対する示威行動かつ世間に対する宣伝効果もあったようだ。


 今だったら、Lottery というよりロシアンルーレットだな(^_^)



 でも、いいなあ、これ。私もこんな状況に身を置いてみたい。



 あまりにもエキサイティングな研究結果に、「うちの雑誌に是非!」という逆オファーが殺到。超一流雑誌から目をつぶって一つを選ぶ「Journal lottery」とか。


 溢れんばかりの才能が知れ渡り、「うちの大学に是非!」という逆オファーが殺到。名だたる超一流大学が私の前に好条件を差し出し、目をつぶって一つを選んで良いという「Faculty position lottery」とか。



 いかんいかん。妄想が止まらない。
 
  1. 2009/03/18(水) 04:51:35|
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なぜわからん

 
 ポスドクGが相変わらず暴走している。

 先日、大学院生Bがおめでたを公表したときのこと。自身も3ヶ月前に2人目を出産したばかりのG、ラボの女性メンバー7人(全員既婚)のうち、まだ子供のいないポスドクSに向かって、

G:You are the next!

 しーん(-_-)


 デジャ・ヴ。まただよ(-_-# こいつ、ラボで赤ちゃんが生まれるたびに、この決め台詞で誰かを次期候補者に指名する。その場に居合わせるたびに、この微妙な空気を味わう羽目になる。

 男の私がその場でツッコむのもどうかと思うし、なんとなく話題を変えたりして毎回その場を収めるのだが、本人がまったく気がついていないのが大問題。




 ラボでBと話をしていると、そこへGが登場。


G:I don't know why she said "No".


 どうやら、またしつこくSに決め台詞を吐いてきたらしい。


 悪気がなければ良いというものでもない。ちょうどいい。一言言っておきたいんだけど、「次はあなたね」っちゅうの、いい加減やめれ。


G:What? She is gonna be happy with a baby!


 そういう話じゃない。他人には言われたくないことがあるんだってば。


G:Babies are so adorable. Everybody should have a baby.


 ・・・話が噛み合わない。そう思うのは勝手だけど、口に出して良いことと悪いことがあるんだよ。


G:I don't know what you mean.


 あんたがなんでわからないのかが、わたしにはわからん。


G:Oh, maybe because you are a guy, you don't know what.


 そういう問題でもない(-_-)


 もういい。あまり私が力説するのもかえって失礼な話かもしれんし。とあきらめかけたところ、


B:G, this is a sensitive issue.


 二人にたしなめられて、さすがのGもちょっと考え、


G:OK. If you guys say so, I am gonna stop saying that.





 翌日。もうすぐ2歳になる一人息子の話をしていたポスドクRに、Gが一言。


G:You should make a second baby!


 何一つわかっちゃいねえ(-_-#
 
  1. 2009/03/14(土) 04:30:16|
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眠いから

 
 長女の通う日本語補習校もそろそろ年度末。残り2週間となった先週末、クラス文集、学校全体のイヤーブックと共に、1枚の DVD が配布された。中身は12月に行なわれた音楽会。

「お姉ちゃんは映ってるかな~」

などと盛り上がりながら、早速娘2人と一緒に観ることにした。


 1年生、2年生の合唱の場面は、知ってる子達を指差しながら一緒に歌い、次はいよいよ長女の学年、3年生の出番。「世界中の子供たちが」という歌。


♪世界中の子供たちが 一度に笑ったら♪
 ♪空も笑うだろう ラララ 海も笑うだろう♪


 こんな歌いだしの曲を、全員が最初から最後まで手話付きで歌う。



 合唱が始まった。



 うわ。やば。



 朝会で練習しているのを見たときには全然バラバラだった手話が、皆とても上手になっている。たった週一回の練習なのに、頑張って頑張って覚えたんだろうなあ。いつもはやんちゃで手に負えない男の子たちも、一生懸命一生懸命歌っている。長女も口を大きく開けて歌っている。


 思い出した。当日の会場でも、思わず泣きそうになったんだった。



 こうなるとちょっとまずい。保護者の有志の方々が歌った「遠く遠く」。




 もう、これあかんよ。こういうの歌ったらあかんて。





 次女:おとう、さん?


 ポリ:ふわぁああ(-O-) あーもう眠いから、寝よっか。






 その後、この歌が耳について離れない。ゆうべも、


♪遠く 遠く 離れていても 僕のことがわかるように♪


と口ずさみながら、夕食後の食器をディッシュウォッシャーに入れ、シンク下から洗剤を出して、ディッシュウォッシャーに洗剤を注ぎ、スイッチを入れ、洗剤を冷蔵庫にしまって、洗面所に行き、・・・はっ。



 キッチンに戻り、冷蔵庫の中の洗剤を見て、ため息。



 ったく。あちこち緩くなるのも、老化が進んだだけだな、こりゃ。
 



  1. 2009/03/11(水) 04:41:22|
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解決策

 
 「育休切り」とはまた凄い言葉である。
http://mainichi.jp/life/edu/child/archive/news/2009/03/20090306ddm041020011000c.html

 子供が生まれたら育児休業を取る権利があることが法的に認められたのは、まだそれほど昔ではない。せいぜい私が大学生の頃だったはず。「権利」とはいえ、アメリカと違って、日本では皆遠慮しいしい申請していただろうに、定着するどころか、逆に迫害を受けることになろうとは。

 休まれると人手が足りなくなるという理由なら、わからなくもない。でも、そういうときのために、派遣というものが存在するのではないだろうか。まあ、雇い主側の本音は、不況下におけるリストラの体のいい口実ということだろうが、それならそれで育児休業からの復帰者が多い会社ほど法人税が控除されるような政府の支援策を作れば、少子化対策と合わせて一石二鳥の効果があると思うのだが。


 お莫迦ジョージ君の猿真似で小遣いバラまきなんてやってる場合じゃない(-_-#


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 つい先日、大学院生Bのおめでたが判明(^o^) 5年前にボスが第一子を出産して以来、うちのラボメンバーの出産は、なんとこれが8人目。うちの妻はラボメンバーではないが、次女が生まれたとき、私も育児休暇を3ヶ月取っているので、それを合わせれば9人目ということになる。もちろん皆さん、それぞれ2-3ヶ月ではあるが、育児休暇取りまくり。


 お。待てよ。


 もしかして、研究というのは女性にとって最適の職業の一つではないだろうか。


 うちのラボはまあ極端な例かもしれないが、それでも、アメリカはもとより、日本にいた頃も、ラボの女性研究者が出産・育児休業という場面は何度も出くわした。で、いまだかつて、それに文句を言うボスなんて見たことがない。


 研究は比較的時間が自由になりやすいので、緊急時にも対応しやすい。管理職になってからの出産でも遅くはない。ボスなんて安楽椅子探偵みたいなもんで、必ずしも常に現場にいる必要はない。ボスがいなくてもラボがちゃんと機能することは、私がここに来てから2人出産しているうちのボスが証明済み(^o^)


 もっと言えば、こと研究に関する限り、現在の男女の数の不均衡が男女の能力差を反映しているとは思えない。私は何でもかんでも「男女平等」という発想があまり好きではないし、土俵に上がりたがるような女性知事には賛同しかねるが、頭脳労働におけるこれほどの不均衡は意味不明である。体力も必要だが、少なくとも力自慢でないことは確か。


 仙台通信さんのところで推進している「サイエンス・エンジェル」プロジェクトは、女性研究者数の是正につながるだけでなく、それ自体が少子化対策の一環となり得るかもしれない。

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 女性研究者が増えることによる弊害がない訳ではない。


 御存知の通り、うちのラボはさすがのアメリカでも珍しい「黒一点」。毎日がアマゾネス王国に戦いを挑むヘラクレスの心境。


 先週のラボミーティング。少し遅刻してミーティングルームに入ると、幸いまだプレゼンテーションは始まっていなかったが、なにやら話に花が咲いている。


ポスドクG:Hey, you are finally up.


大学院生B:Join us!


 なになに? 何の話してたん?


ポスドクR:Breast-feeding.


 こうなると、正直イジメではないか、と(;_;)
 
  1. 2009/03/07(土) 05:34:47|
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女を泣かす

 
 今朝のこと。食卓に着くと、先に起きていた3歳の次女が、なにやら嬉しそう。


次女:お父さん! 今日、お祭り?

ポリ:へ? お祭り? そんなの無いよ。


 満面の笑みから一転、みるみるうちに目から涙が溢れてきた彼女。ちょ、ちょっと、一体・・・??


次女:(泣きながら)お父さん、昨日お風呂で、今日お祭りだって言ったよ!!


 ・・・えーと、そうだっけ?


次女:(凄い形相で睨みつけながら)3がつ3はひな祭りなんでしょ!


 あ” ・・・はい。その通りでございます。


次女:お歌も歌うって言ったでしょ!


 はい。喜んで歌わせていただきます。



 本日、ラボに来てからもずーっと ♪灯りをつけましょ ぼんぼりにぃ~♪ と壊れたレコードのように繰り返しているのは、そういう理由からです。
 
  1. 2009/03/04(水) 06:00:49|
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