今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

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なごんだから

 
 昨日の帰り道。道端からひょっこり顔を出したのはアライグマ。


 このあたりでは割と良くみかけるが、こんな巨大な奴は初めて。なんとなく朝青龍を髣髴とさせる。


 私のチャリのヘッドライトに驚いたのか、慌てて歩道と車道の間にある排水溝の陰に隠れようとしたが、太り過ぎのせいで隠れられないことに気づいた彼。こちらに向き直り、

朝:隠れようとして失敗した訳ちゃうで(-o-)

朝:この穴チェックしてただけじゃ(-o-)

朝:大体お前なんて怖ないねん(-o-)



 なごんだ。




 なごんだので、ブログはちょっとお休みすることにする。もしも御縁がありましたなら、いつの日か、また、お目にかかりましょう――――



                        「今日も脳天気」第1部 完






なお、復帰まで1年ほどの予定。
 
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  1. 2009/09/12(土) 04:19:01|
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教わり方 -後編-

 
 先々週、Gのメインプロジェクトに研究費を出している財団主催のシンポジウムで、ボスが話をしたときのこと。


ボス:この共同プロジェクトの中核となっているのが、うちのポスドクGです。実験だけでなく、3つの研究室の橋渡し役として、彼女はその社交性を十分に発揮してくれています。今日お話しすることもすべて彼女が出したデータを彼女がまとめてくれたものです。私は何もしていないようなものです。


 いくら褒め上手なボスとはいえ、えらい持ち上げようである。シンポジウムの後、Gと話していると、そこに現れたボス、


ボス:今日中間発表した人、見事に2つに分かれたわね。ほぼデータが出揃っていた人と、n = 2 とか 3 で無理やり話を作っていた人。あたしは後者だけど。あんな scary なトーク、人生で初めてだったわ。G、データ出せ(-_-#


 持ち上げてたんじゃなくて、責任を押し付けてたんですね。普通ならボスとして理不尽だと憤りたいところですが、心中お察しいたします。  

--------------------------------------------------------------

 枕はこのくらいにして、前回の続き。


 ボスの命により、まずGが私の手術を見学した後、Gの手術を私が監督するという二段構えでいくことになった。


 さあ、始めようか。ふと見ると。


 手ぶらかよ(-_-#     *断っておくが、手ブラ、ではない。そんな奴はいない。


 まあ、この5年間、人の話を聞くときにこいつがノートを取っているのを見たことがないので今更驚かないが。一応聞いてみるか。


ポリ:ノートは?


G:大丈夫。大体わかってるから。


 だったらなぜ成功率が30%なのか。




 手を動かしながらいろいろ説明していると、


G:へぇー。そーなんだー。知らなかったわー。
 

 わかってないじゃねーか(-_-#



 2匹分の手術を終え、次はGの番。すると、


G:・・・明日でいいかな?


 その姿勢が失敗の元なんだよ(-_-##





 翌日。


G:(マウスを開頭しながら)昨日うちの子がさぁ、初めて自転車に乗れてね、


 黙ってやれ。


G:あれ? こうするんだっけ? ここ、いつもうまくいかないのよね。あ、しまった。


 案の定、ろくに覚えていやしねえ(-_-#


G:あーあ、あたしの手術史上一番の失敗かも。あのね、いつもはもっとうまくできるのよ。信じて。


 信じない。



 こいつは、前回分類した

・その場でノートを取って覚えるタイプ
・その場ではノートを取らずに覚えるタイプ

のどちらでもないことがわかった。つまり、

・その場でノートを取らずに覚えないタイプ



 ほっといてもいいのだが、ボス経由でまた余計な仕事を増やされても困る。やむを得ず、Gが手を動かしている間、脇で指示を出しながら私がノートを取り、後でGに渡すという、前回書いた最強手段をとることにした。これならさすがに覚えるだろう。

 手術後、注意点を細かく書いた紙を手渡し、居室に戻った。ランチの後、実験室に戻ると、Gはいない。そして、床の上には、さっき渡した私のメモが。



 私が間違っていた。もう一つのタイプがいるんだ。すなわち。


・ノートがあっても覚える気のないやつ(-_-#



 もう絶対教えない。
 
  1. 2009/09/09(水) 04:40:21|
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教わり方 -前編-

 
 マニュアルのない新たな手法や実験機器の使い方を習う場合、教わる側はいくつかのタイプに分かれる。


-ノートを取りながら話を聞く-


利点:リアルタイムで書いたものが残るので、後で自分でやるとき確認しやすい。

欠点:書くことに気を取られるため、肝心なところを聞き逃す危険性はある。また、書いたことで満足して、実際になかなか覚えられない <私

 途中で遮られても気にしない親切なチューターであれば、確実な方法ではある。



-その場では聞く、あるいは手を動かすことに専念し、後からノートにまとめる-


利点:一連の流れをスムーズにつかめる。覚えたことを短期間のうちに呼び出すことになるため、記憶が固定化しやすい。

欠点:後から思い出せない場合、何度か試行錯誤が必要になることがある。

 元々ある程度記憶力に自信のある人には効果的な方法である。



 今までに体験した最も効果的な教わり方は、上記2つを組み合わせたもの。つまり、

-チューターが説明しながらノートを取ってくれ、自分は実際に手を動かす。後でチューターのノートを自分でまとめる-

 チューターが協力的な場合限定だが、これは覚える。



 あ、まだあった。


-1回聞いただけで覚える-


 超人。




 おおまかに言えば、その場でノートを取って覚える人と、取らずに覚える人とに分けられる訳だが、実は最近、もう一つ別のタイプがいることに気づいた。


---------------------------------------------------


 うちのラボで行なっている行動実験には、まずマウスの外科手術が必要である。なにぶん相手は生きている動物なので、手術がうまくいったからといってデータが取れるとは限らないが、最低限手術がうまくいかないとデータは取れない。


 先日ポスドクGが泣きついてきた。


G:もし、もし時間があれば、5匹くらい手術やってくれると嬉しいんだけど。


 自分の実験やらずに他の人のを手伝うと、ボスがうるさいんだよな。


G:大丈夫。ボスも頼めって言ってたから。


 あ、そう。珍しいな。なんでだろう。


G:あまり数がいない大事なミュータントマウスを使うんだけど、あたしの手術の成功率があんまり良くないからさ。


 ふーん。ちなみに成功率どれくらい?


G:3匹に1匹使えるかどうか、くらい。


 おい(-_-# ちょっと待て。初耳だぞ。



 うちの行動実験には必須のこの手術、実はそれほど難しいものではない。私の場合、もう7年近くやっているので、成功率はほぼ100%に近いが、他のポスドクや大学院生でも80%は超える。Gだってもう5年目である。それが、30%??


 そこに現れたボス。


ボス:悪いけどお願いできる? 特別なミュータントだから、もったいなくて。Gにはしばらく普通のマウスで練習してもらうわ。


 わかりました。


ボス:G、自分のプロジェクトは自分でやるのが原則なんだから、今回だけだからね。とりあえず、アキラの手術を見て、ちゃんと覚えなさい。


G:もちろん! ラッキー!!



 かくして、マウスの手術をGに教えることになったのだが・・・(続く)
 
  1. 2009/09/05(土) 05:01:16|
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大人にはできないこと

 
 日本語補習校2学期初日だった先週土曜日。

 日本語補習校は現地の中学校を土曜日のみ間借りしているため、学用品を含め、何一つ置きっぱなしにすることができない。頑張って仕上げた夏休みの自由研究も例外ではなく、お披露目されるのはこの日一日だけ。多目的室には、500人を超える全校生の力作が並べられた。


 それにしても、子供の発想というのは面白い。


 友人の娘さん(5年生)の研究は「UV クリームは本当に UV を防止するのか」。手芸コーナーで売っている太陽光で色が変わる UV ビーズに、UV クリームを塗りたくったサランラップをかぶせ、どれくらい色が変わらないかを調べた優れもの。SPF 値の高いものと低いもの、自分が使っている値段の安いものとお母さんが使っている高いものを比較し、

「母はほっとしていた」

と書き加えるなど、実用性と同時に茶目っ気もたっぷり。子供よりも、見に来ていたお母さんたちの人気を集めており、うちの妻も含め、

「私が使ってる奴も調べてくれない?」

というリクエストが殺到。・・・他所ん家の子に何頼んでるんですか?




 ある3年生の研究は「塩水の濃度と凍り方の関係」。5-6種類の異なる濃度の塩水を使った、いわゆる凝固点降下の実験なのだが、10分毎に「凍り度合い」という斬新な基準で10段階評価しているところがほほえましい。

 「焼きたてのステーキが美味しいというのは本当か?」という4年生の子の研究。焼き終わった時点から5分おきに5人の被験者にステーキを食べさせ、点数をつけさせる。5人の点数を合計した結果、直後と10分後が最高点。よし、猫舌の私は、今後10分待ってから食べることにしよう。

 手法や結果の解釈はツッコミどころ満載なのだが、いずれも小学生らしい俺様基準が私の心を打った。大好き(^o^)



 そうか。あるあるとかガッテンとかって、小学生レベルの実験やってたのね・・・





 子供たちの自由な発想を楽しんでいたところ、ばったり会ったパセリさん

「ポリさんが絶対好きそうな自由研究があっちにありましたよ」

と教えてくれた。行ってみると、なるほど。さすが、私の好みを心得ていらっしゃる。


 タイトルは「どうして自由研究は難しいのか」。3年生の子が、こんなメタ研究を思うつくところがまず素晴らしい。自分が自由研究のテーマを決めようとした過程を克明に記し、その結果得られた結論は、


「範囲を決めてくれない先生が悪い」


 そうだよね~。テーマを絞ってくれれば楽だよね~。




 「自由」研究の定義を根本から覆すその度胸を、私は買いたい。
 
  1. 2009/09/02(水) 04:31:04|
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