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今日も脳天気

役に立たない♪ 意見しない♪ 仲良きことは美しき哉♪

おじさんになった日

 
 前頭部に白髪を1本発見した♪


 ♪は別に強がりでもなんでもない。ここ数年、

「苦労しているのはあたしばっかり」

と主張する妻の後塵を拝してきた。ついに見返す日が来たのだ! どうだ、参ったか。


妻:1本? 苦労が足らん。




 ブログでも飲み会でも、最近話題が健康だの体調だの親の介護だの、辛気臭いこと極まりない。年を取った証拠だろうか。気がつけば周りも皆、自らをおじさん、おばさんと呼ぶ連中ばっかり。


 「おねえちゃん」と「おばちゃん」の境目は何歳か、という話題が時折取り上げられる。対外的にはともかく、心の中ではおそらくは誰もが、

「もう無理」

と自覚したときがあったのではないだろうか。なぜ過去形なのかって? だって周りにおねえちゃんがいない(;_;)


 40歳過ぎて

「絶対おばちゃんとは呼ばせない」

などと子供を脅迫するのは、ある種のパワハラのようなものである。聞いてる?>義妹




 男性はどうだろうか。女性ほどのこだわりはないだろうから、自分がいつ「にいちゃん」から「おっさん」になったのか意識する人は少ないかもしれない。だが、私の場合、そこに足を踏み入れた日は自分の中でかなり明確に記憶している。



 1999年夏。RIK△N 所内の自販機で紙パックのリンゴジュースを飲んだポリ君。しばらくして吐き気を催しトイレに駆け込むも、治まる気配がない。

 折悪しくも、R□KEN BSI のアジ化ナトリウム混入茶事件(警察による事情聴取の顛末はこちら)の余韻も冷めやらぬ時期。当時のボスと事務の偉い人に付き添われて、近くの病院に連れて行かれた。


 治療室のベッドで点滴を受けていると、隣のベッドに中学生くらいの女の子が連れられてきた。並んで点滴を始めた彼女、私の方を見ると、本当にごく自然に、さらっと

女の子:おじさん、どうしたの?

ポリ:ちょ、ちょっと具合が悪くて。

 心の。


 今思えば、30歳を目の前にして、図々しいといえば図々しいのだが、それまで一度たりとも自分がおじさんだなどと思ったことがなかった私にとって、この時の精神的ショックは想像を絶するものだった。帰宅後、妻にその衝撃的な話をすると、

妻:あたしも含めて、皆口に出して言わないだけでしょ。



 結局、大騒ぎした挙句ジュースからも嘔吐物からも何も検出されず、単なる体調不良との診断。心に受けなくてもいい傷を受けただけ。



 29歳、夏。この日、彼は大人への階段を一歩上がり、おじさんになったのだった。
 
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  1. 2011/07/05(火) 20:19:59|
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