年末にラボ引っ越しも終わり、気持ちも新たに研究再開。
病棟を一望するロケーションから一転、メインキャンパスに構えた新しい研究室からは、虚空を凌ぐ富士山を一望できる。間に遮るもののない、まさに絶景である。

最寄駅は2つ先になり、駅からラボまでは徒歩15分が20分になった。電車の中、あるいは駅からラボまでの道のりで流れを共にする顔ぶれも、これまでとはだいぶ異なり、高校生や大学生ばかり。自分までもが若い頃に戻ったかのような錯覚に陥る。病院勤務者が老人ばかりという訳では決してないはずなのだが。
通勤途中の駅で停車中、何とはなしにホームを眺めていると、亀田興毅似の高校生が視界に現れた。前ボタン全開でポケットに両手を突っ込み、がに股で闊歩する長ラン・ボンタンの坊主頭。いまどきなかなかお目にかかれないのではないだろうか。
すると、数メートル前を歩いていた制服姿のかわいらしい女の子が、振り向きざま、
女子高生:
なにしてんだよ。さっさと歩けよ。亀田:
はい。 なんと微笑ましい。
最寄駅で降りる。大勢の大学生でごった返す中、前を歩いていた男子学生2人が楽しそうに話している。
男子学生A:寒さもここ2日がピークだって言ってた。
男子学生B:
じゃあ、明後日からは春だな。男子学生A:
そうだな。
人生楽しそうだ。
駅構内を出る。寒風吹きすさぶ中、真後ろを歩く学生の会話が耳に入る。
男子学生C:さみーな、今日も。
男子学生D:
寒いからタクシーで行くか。今日も。 なめんな。
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- 2012/01/31(火) 17:28:22|
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