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極意

 
 月曜日の job interview も含め、今年に入ってからプレゼンテーションの機会が3回あった。お陰で、より良い(?)プレゼンテーションを行なうためのアドバイスを、いくつか得ることができた。



 先日の日記でも触れた1月の Lab Night。プレゼンテーションの準備がほぼできあがり、ボスに仕上がりを見てもらうことにした。


ボス:研究発表としては、これで十分面白いと思うんだけど。

 ・・・「研究発表として」以外に何があるというんですか?

ボス:なんかこう、盛り上がりに欠けるのよね。ジョークの一つでもあると完璧なんだけど。

 ・・・ちょっと今忙しいので、冗談に付き合っている暇はないんですけど。

ボス:何言ってるの? 私は真剣よ。


 彼女に言わせると、ジョークの一つもないプレゼンテーションを聞かせられるのは結構苦痛とのこと。私としては、そんなことを考えている余裕があったら他にすべきことがたくさんあると思うのだが、この後も顔を合わす度に

ボス:何か良いアイデアあった?

と聞かれるので、考えに考えた結果、本番では爆笑を取りましたがな、ボスをネタにしたジョークで。


 因果応報(^o^)




 先月、大学内の別のラボで発表させてもらったとき、そこの教授に言われたのが、

“Don’t put too much sugar only on a portion of the cake”


 これでも一応「研究」発表なので、ムービーやジョークなどは聴衆を惹きつけるための導入部に使い、いったん実験データの話に入ったら、後はだらだらと真面目にやればよいと考えていたのだが、どうやらその考えは甘いらしい。


 彼いわく、

「遊園地に子供を連れて行くときだって、最初にお菓子をあげただけじゃ、途中で退屈して駄々をこねだすだろ? 要所要所であげないと」





 もう一つ、今回の job talk の練習をするたびに言われたのが、

“Be American! ”


 謙遜は日本人の良いところでもあり悪いところでもあるのだが、サイエンスにおいては、謙譲の美徳が良い方に働くことはあまりない。特に、job interview のような自分を売り込まなければならない状況において主張しなければならないのは、


俺がやったんだ(たとえ誰かと一緒にやった実験でも)」

ものすごく面白いことを発見したぜ(本当に面白いかは別として)」

どうだ、すごいだろう(冷静に考えてはいけない。相手に考える時間を与えてもいけない)」


 つまり、自分自身が自分の研究にエキサイトしていない限り、誰もそれを面白いと思ってはくれないということ。もちろん、そのためにはそう言うだけではダメで、言葉の抑揚、ポーズ、ジェスチュアを同時に用いなければならない。


 論理構成も日本人の考え方とは大きく異なるものが求められる。証拠を固めて徐々に徐々に最終結論に近づこうとする日本人の発想に対して、今回アドバイスされたのは、「まず結論」。

 根拠はいらないから、とにかく結論。

 結論が最初にインプットされれば、少々論理に難があっても、聞いている方はついていきやすい。



 これらのアドバイスをできる限り聞き入れて作った、今回の job talk。身振り手振りを交えて盛り上げた結果、爆笑とはいかないまでも、要所で笑いを取ることに成功。


 次は会場を爆笑の渦に巻き込むべく、頑張ろう! <目指すところを完璧に間違えている
 
  1. 2008/03/08(土) 06:04:21|
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  4. | コメント:10
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コメント

やっとわかった!

このブログも、すべてはこの日の為だったんですね。
納得。
  1. 2008/03/08(土) 06:37:55 |
  2. URL |
  3. Seita #45zTKBr6
  4. [ 編集]

練習台

ってわけね。

くっそ~~いつも笑いっぱなしで悔しい・・・・・




そのうちアメリカで大成功したコメディアンとしてマスコミ報道されたりして・・・
  1. 2008/03/08(土) 10:19:26 |
  2. URL |
  3. クーデルムーデル #yRCCGRpM
  4. [ 編集]

ジョブセミナーで演者が "I found this" と言ったら、本当は "We found this" という意味で、"We found this" は、"They found this" と理解するようにと教えられたことがあります。では演者がわざわざ "They found this" という時は、その意味は "Those son-of-bitxxes found this" ということになるとか、、、。結構ホントみたいです。
  1. 2008/03/08(土) 17:24:46 |
  2. URL |
  3. Fontolizumab #-
  4. [ 編集]

まだ早いです

Seita さん、

「この日のため」というほど、今回の job interview に命を懸けていたわけではありません。ほんとに行きたいかどうかといわれると、ちょっと微妙なところ。

まあ、なんといっても初 interview、実際の勝負はこれからです。
  1. 2008/03/09(日) 16:16:39 |
  2. URL |
  3. ポリ #1SZp3NgM
  4. [ 編集]

笑いっぱなしとは、身に余る光栄(^o^)

クーデルムーデルさん、

ここを読んでくださっている皆さんを笑わせることができるなら、トークで笑わせるなんてちょろいもんです <やっぱり目的を履き違えている

>そのうちアメリカで大成功したコメディアンとして

なんで私が研究者に向いていないことがわかったのですか?
  1. 2008/03/09(日) 16:20:32 |
  2. URL |
  3. ポリ #1SZp3NgM
  4. [ 編集]

さすが、含蓄のあるお言葉

Fontolizumab さん、

自分が話す立場になるまで、そういう発想をしたことがありませんでしたが、まさしくそのとおりだと思います。ボスに

「We は全部 I に替えていい」

という許可をもらいましたもん。

今後、他人の job talk は5割引で聴くことにします。
  1. 2008/03/09(日) 16:23:56 |
  2. URL |
  3. ポリ #1SZp3NgM
  4. [ 編集]

JOKE回路はみなさんお持ちでしょうが。

でも、活字になれば、冷静に判断していただけるんですよね、米国人相手でも。
特許屋さんは活字になったものしか扱えないので。
最近の日本でもそういう意味のアメリカかぶれがいますね。

>「俺がやったんだ」
ふーむ、だから、結果に無理があるのですね。

>「ものすごく面白いことを発見したぜ」
うんと、どこが?もう一回説明してくれる?

>「どうだ、すごいだろう」
えーと、君は、競合のA社とB社の技術しか、説明してないよね。うん、彼らの技術力はすごいと思うよ、で、君の発明はどこにあるの?

話は変わりますが、英会話の授業で「アマサイ、会話をするときは、だまってないで、Well, Let me see, For example とか言いながら次の言葉を考えなさい」とか言われたことがあるんですが、Well, Let me see, For example と発していると言語回路がそれで、埋まってしまい、次の言葉を発することができません。Jokeも同じじゃないでしょうか。研究のプレゼンの準備をしていてもJoke回路が動いている人は、その内容に応じたしゃれた言葉が出てくると。日本人の多くは、お仕事回路とJoke回路は切換式になっていて、並列には駆動できないんじゃないですかね。

もちろん、Jokeとお仕事が並列な人は優秀な人であって、アメリカ人でも切換式で、概ねJoke回路をONにしている人も多いと思いますが。

このブログ家主は並列思考の方ではないかと推察いたします(^_^)
  1. 2008/03/11(火) 13:27:26 |
  2. URL |
  3. アマサイ #ulYx6Mu6
  4. [ 編集]

私の場合、JOKE回路だけかも

2番目と3番目のアドバイスはわざと曲解してみたのですが、さすがアマサイさん。お見通しですね。アメリカ人のやり方を、表面だけ真似てもダメなんですよね。

ちなみに、良いプレゼンテーションのコツは、

well, let's see, so などを頻繁に使わない

と聞いたことがあります (^o^)
  1. 2008/03/12(水) 11:29:45 |
  2. URL |
  3. ポリ #1SZp3NgM
  4. [ 編集]

やっぱ、学生時代を関西で過ごしたからですか??
しかし、関西人研究者がプレゼンで笑いをとろうとしても、東京ではスルーされる(スベるともいう)ことが多いです。笑いのツボが違うんかいな?

ちなみに、日本国内でのjob interviewは、「笑い」をとりにいく雰囲気では全然ないことが多いので、KYに気を付けましょう。
  1. 2008/03/12(水) 18:46:03 |
  2. URL |
  3. iMac #ZTY.ycfI
  4. [ 編集]

そうです。全て関西のせいです

じゃあ、どうして子供の頃から、

「男のくせにしゃべりがうるさい」

「東北人はもっと寡黙なはずだ」

と言われてきたのかは、謎です。

>日本国内でのjob interviewは、「笑い」をとりにいく雰囲気では全然ない

えーっ。じゃあ、日本国内で仕事探すのは、やめ。




↑嘘です。ごめんなさい。自分のラボが持てて、スタートアップ5000万以上くれるところなら、喜んで「笑い」を捨てます。 <意味不明
  1. 2008/03/13(木) 15:53:58 |
  2. URL |
  3. ポリ #1SZp3NgM
  4. [ 編集]

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