前回の日記では、
「
担任の先生に御飯を作ってあげる広い心さえあれば、アメリカで義務教育にかける費用は安く済む」
という話をしたが、実際のところ、日本に比べて育児はしやすいと感じている。
経済的なことをいえば、キンダーに入るまでの育児費用は、実は日本よりアメリカの方がはるかに高い。デイケア(日本でいう保育園)に、週五日フルで預けたら、
$700-1800/month は覚悟する必要がある。うちは、散々探し回った末、$500/month というところに通っていたが、これはこの辺りでは格安である上、それでもまだ京都で払っていた額の3倍である。
それでもなんとか、ポスドクの安い(
ほんとに安い)給料でやっていけるのは、他の物価が安いから。お米も安いし。
デイケアと家賃の異常な高さにも関わらず、日本に居たときより生活コストが安いのは、それ以外のことにあまりお金がかからないのである。お米も安いし(くどい)。
では、なぜ育児がしやすいと感じるか。これは、メンタル面でのアドバンテージが大きい。
ここの社会は、子持ちの家庭に非常に優しい。道も店内も広いので、ベビーカーで歩きやすい。公共交通機関でさえ、ベビーカーを持ち込んで気まずい思いをしたことはない。公園には、乳児用・幼児用・学童用の遊具が揃い、いつでもきれいに整備されている。子供をみると、微笑んで話しかけてくる人が多く、上の娘など、店で初めて会った人に、いつの間にか本やらおもちゃやら買ってもらったりしている(もちろん高価な物ではないが)。お金をかけずに遊ぶことの出来るところも非常に多い。
初めて娘とアメリカに来た時。サンディエゴで2歳の娘を抱っこして、ほぼ満席のバスに乗りこんだ瞬間、入り口近くに座っていた人達、
老若男女問わず5人ほどが、いっせいに立って席を譲ってくれようとしたことを、私は生涯忘れないと思う。日本ではありえない。
もう少し給料がもらえるなら、永住したいな。
(3倍もらえなきゃダメ by 妻)
(それは無理 by ポリ)
050706
- 2006/09/20(水) 16:55:11|
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