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旅の思い出 -悲劇編-

 
 9年近く過ごしたアメリカで思い出深い旅行といえば、かつて書いた 旅の思い出 -喜劇編- だが、もう一つ、忘れようにも忘れられないものがある。壊れた優れた脳内変換システムを持つポリの場合、大概の黒歴史は、笑顔で振り返ることができる記憶に置き換えられるのだが、こればかりはさすがに今でもトラウマである。親を心配させかねないのでアップをためらっていたが、もうここを見ることもないので、備忘録として書き残しておくことにする。



 渡米して半年を過ぎた頃。2泊3日で行った Yosemite は、とにかく素晴らしかった。ヨセミテ滝・ブライダルベール滝・リボン滝 etc、滝・滝・滝三昧♪ 当時3歳の長女も、一人で山道を4時間以上も歩いてくれたので、バーナル・ネバダ滝まで見ることができた。


 帰り道。朝、Park のゲートを出て Highway 120 を走行していた。ハイウェイとは名ばかりの結構な山道で、途中、雨が降り出したとき、妻と娘は後部座席で熟睡中。緩やかに左に曲がる下り坂に差しかかったので、少し速度を落としてハンドルを左にきった、そのとき。


 ハンドルが利かない!


 そのまま正面の岩壁に激突。反動でスピンしながら反対車線へ。幸運にも対向車はなく、速度も弱まったので、無事止まるかな、と思った瞬間。


 ガードレールがない!!


 スローモーションのように、車が頭から崖下へ。不幸中の幸いだったのは、斜面が岩肌ではなく、藪で覆われていたこと。30mほどずり落ちたところで、車は藪にひっかかって、かろうじてストップした。


 エアバッグに押しつぶされそうになりながら、妻に、外に出ろ、と叫ぶ。妻はドアを開けたとき、振動で車が落ちるんじゃないかと思ったらしい。上の方から誰かが大声で怒鳴る声が聞こえる。

“Turn the engine off!!”

 ああ、そうか。そんなところまで気が回らなかった。慌ててエンジンを切る。妻がもう一度そーっとドアを開けて、後ろの娘のカーシートのベルトを外したので、私も外に出て、娘を抱えて藪を手がかりに崖を登った。親切な人が途中まで降りてきてくれていて、手を貸してくれた。



 山中にもかかわらず、既にハイウェイパトロールの車が来ていたような気がする。登るとき手を貸してくれた人が、「AAA に連絡したら?」と携帯電話を貸してくれたが、当時は自分で説明できる自信が全くなかったので、お願いして AAA に電話してもらう(今でも悔やまれるのは、この人の名前すら聞かなかったんだよなぁ・・・。感謝してもしきれません)。


 奇跡的にどこも怪我していなかった。少なくとも自力で崖を這い登ってきたこともあってか、


警官:救急車は呼ばなくても大丈夫そうだから、近くのレストランまで送ってあげよう


 えっ? 家までとは言わないけど、最寄の公共交通機関が利用できるところまでくらい送ってくれないの?


警官:それは無理。タクシーを自分で呼べばいい


 ・・・こんな山奥のレストランに連れて行かれましても(-_-#


 仕方ないので、レストランの公衆電話から知り合いに電話かけまくり。親切な妻の知人夫婦がわざわざ迎えに来てくださることに。


 Y崎さん御夫婦、まだ Yosemite に行ったことがなかったのに、ただ Park の入り口近くまで往復6時間、本当にありがとうございました m(_ _)m




 待っている間に、車は引き上げられ、持ち物は回収できた。ビデオカメラも戻ってきたので、ついでに車も撮影しておいた。右前輪がぺしゃんこなことに、そのとき気がついた。どうやらパンクだったらしい。結局、車は廃車。


Totalled car



 警官にまで

“You guys are so lucky!”

を連発されたほど、これほどの事故で怪我一つなかったのは僥倖だったのだが、むかつくことが二つ。


 事故の二日後から、なぜか私だけ、上半身がゴジラのようにかぶれた。後で聞いた話だが、事故現場周辺は Poison Oak(日本でいうところのウルシ)だらけだったらしい。まあ、妻や娘までゴジラになっていたらそれはそれで大変なのだが、崖を登るときみんな藪漕ぎしたのに、私だけというのが今ひとつ納得いかない。おかげで一週間仕事に行けず。


 もう一つは、うちのラボの連中、その後私がどこに旅行に行くときも、

“Have a safety drive!”

 帰ってくると必ず、

“No crash or accident?”

 お願いだから、これ以上傷口に塩を摺りこむのは勘弁してください(;_;)
 
  1. 2011/05/24(火) 12:29:39|
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